【悲報】プール排水口に吸い込まれ… 日本人男児がリゾートで死亡
譜面を見ながら、リコーダーの練習をする男の子。
ベトナム・ホーチミン市に住んでいた、塙幸士くん(10)。
4月、母親と南東部ムイネーにあるリゾートホテルで、プールの排水溝に吸い込まれ、死亡した。
父親・塙義一さん「溺死に至った、そこの真実ですね」
原因究明が果たされていないとして、父親の義一さんは、捜査の徹底を求めている。
いわゆる“流れるプール”で友達と遊んでいる最中に、姿が見えなくなったという幸士くん。
プール壁面の排水口に背中を吸い込まれていた状態で発見され、その後、死亡が確認された。
背中には、その時にできたあざが残されていた。
父親・塙義一さん「われわれの考えでは、プールの吸い込みによって(あざが)発生したんじゃないかということで」
家族側は、プールの設置や運営などに安全管理上の問題があったと考えている。
父親・塙義一さん「子どもに対して、(原因究明が)唯一親がしてあげることかなというのが、そこはなんとか、本当に解明したいと切に願っております」
家族の要望を受け、ベトナムの日本大使館は、地元当局など関係機関に外交文書を送るなどして、原因究明に向けた働きかけを進めている。