【芸能】細谷佳正、アメリカのヒーロー映画『ザ・フラッシュ』吹替版制作の舞台裏を暴露

【芸能】細谷佳正、アメリカのヒーロー映画『ザ・フラッシュ』吹替版制作の舞台裏を暴露

【芸能】細谷佳正、アメリカのヒーロー映画『ザ・フラッシュ』吹替版制作の舞台裏を暴露

 DC映画『ザ・フラッシュ』の公開(6月16日)に先駆け、日本最速、なんと完成前の映画を上映する“超速”試写会が1日、都内で開催され、『ジャスティス・リーグ』(2017年)に引き続き、地上最速ヒーローフラッシュの吹替を担当する細谷佳正、DCファン代表としてFUJIWARAの藤本敏史、芸能界きっての映画好きであるこがけんが登壇した。

【動画】フラッシュ声優・細谷佳正が語る吹き替え現場のナイショ話し!

 本作は、『THE BATMANザ・バットマン−』、『ジョーカー』など数々の大ヒット作を生み出してきたDCの最新作にして、DCだけでなく全てのヒーロー作品のゲームチェンジャーであり、未完成であるにもかかわらず、“最高傑作”の評判が超スピードで駆け巡っているタイムループアドベンチャー超大作

 科学捜査官のバリー・アレンは、雷と化学薬品による作用で、超高速で走る力を身につけ、ヒーローフラッシュとなり、ジャスティス・リーグの一員としてヒーロー活動に励んでいる。そんな彼が、スピードを武器に“時間”も“世界”も超えて、幼い頃に亡くした母と無実の罪を着せられた父を救うべく、母が殺された日にタイムループする。しかし、過去を変え、運命を変えてしまったフラッシュがたどり着いたのは、家族3人で幸せに暮らす18歳のもう一人のフラッシュが存在する世界だった。

 本作は、バリーが二人いる状態で物語が進んでいく。そのため、二人分のバリーの吹替をすることになった細谷は「通常2時間くらいの映画の主人公なら、時間かかっても6時間くらいで終わるんですが、この作品に関しては、一人ずつ録っていったので倍、時間がかかりました。丸2日がかりでした」と異例の収録であったことを明かした。

 さらに、アフレコ初日に2人のバリーの掛け合いのシーンを収録して、本国(米国)に提出。チェックを受けて、ダメ出しされる可能性もあったという。「バリー/フラッシュ役のエズラ・ミラーさんがものすごいクオリティにこだわっていて、自ら27テイク撮っても納得できなかったシーンがあると明かしているくらい、ものすごいパフォーマンスをしている。プレッシャーでした」と、吹替のクオリティ維持にもナーバスになっていたことを暴露。

 さらに、日米同時公開、繰り返しになるが本日の時点で未完成である本作は、情報漏えいにも最新の注意が払われており、細谷がアフレコをしたときは「肝心なところは全部モザイクがかかっていて、かろうじて口元や目などの表情がわかるくらい。しかも、映像は白黒、中央には大きな文字で『DC』(のウォーターマーク)が入っていっていた」と、裏話を披露して観客を楽しませた。

 ネタバレ厳禁の中、こがけんは「洗練されたヒーロー映画の皮をかぶった、フラッシュの成長の話であり、親子愛の話なんですよ。そこが一番いいところだと思う。観終わった後、バリーのこと好きになりますよ」とコメント

 藤本は「アクションシーンすごい、見たことがない映像の中に、センスのいい笑いがちりばめられている。そこも注目してほしい」などと熱弁したが、こがけんにに「藤本さんが熱くなればなるほど、観客は冷静になっていく」と指摘され、「超速で帰ろう」とオチをつけていた。

 イベントには、DCキャラクターコスプレイヤーたちも登壇してイベントを盛り上げた。

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『ザ・フラッシュ』“超速”試写会に登場した(左から)こがけん、細谷佳正、藤本敏史 (C)ORICON NewS inc.

(出典 news.nicovideo.jp)

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