【芸能】明石家さんま『THE SECOND』は「テレビ的じゃない、劇場のイベント」と辛口評価

【芸能】明石家さんま『THE SECOND』は「テレビ的じゃない、劇場のイベント」と辛口評価

【芸能】明石家さんま『THE SECOND』は「テレビ的じゃない、劇場のイベント」と辛口評価

5月20日に放送された、結成16年以上の漫才師を対象にした漫才コンテスト『THE SECOND~漫才トーナメント~』(フジテレビ系)はネット上での評判が高く、今回出場を見送った芸人らから「次は自分たちも出てみたい」といった声があがるほど素晴らしい大会となった。フジテレビの港浩一社長は、26日の定例社長会見で来年の開催を示唆し「大切に育てたい」と期待をかけている。生放送されたファイナルステージは4時間超の長丁場だったが、“お笑いBIG3”の明石家さんまは「やり方を変えた方がいい」と自身のラジオ番組で持論を展開した。

『THE SECONDファイナルステージの初代司会者となった東野幸治は「審査が一般人であること」、「漫才の感想を求められること」に不安はあったものの、引き受けたからには最後まで責任を持って司会を務める覚悟ができていた。しかし26日深夜放送のラジオ番組『東野幸治のホンモノラジオ』(ABCラジオ)によると、開始30分で「地獄の仕事を引き受けたな」と感じたという。

同大会は「ネタ披露の時間は6分、6分30秒を超えた場合は総合得点から10点減点、それ以降は15秒を超えるごとに10点減点」と時間について厳しいルールが設けられていた。そのため6分手前で漫才を終わらせるコンビが多く、三四郎に至っては2本とも5分で舞台を降りた―と東野は話す。また採点の集計が終わるまでの間や次の対戦に移るまで、なんとか場を繋げなければならないが、舞台には漫才を終えたコンビ2組と東野、宮司愛海アナが並び、アンバサダーの松本人志(ダウンタウン)が座る席と舞台がかなり離れていたため、通常のバラエティ番組のようなやり取りができる距離ではなかったという。「漫才に特化したセットやから、バラエティタレントに全然優しくない」と東野は苦笑いし、根建太一(囲碁将棋)とお尻の叩き合いをしたのも苦肉の策だったようだ。

一方、今大会で優勝したギャロップを心から祝福したのは、明石家さんまである。ギャロップは『痛快!明石家電視台』(毎日放送)でレポーターとして出演しており、「大阪でずっと頑張ってきた仲間の快挙が本当に嬉しかった」と27日放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で声を弾ませた。ただしさんまは、来年も『THE SECOND』が開催されるのであれば「やり方を変えた方がいい」と断言する。「6分でトーナメントでやって、6分を3本ネタやらなアカンって」「テレビ的じゃないのよ、劇場のイベントであれやればええねんけど」と話し、実際にさんまは4時間超の生放送中に別の番組にチャンネルを変えた時間もあったそうだ。「ちょっと今度、フジテレビスタッフに会ったら言う」と真剣に語っていた。

司会を務めた東野は、事前に何度も総合演出の日置祐貴氏(フジテレビ)から説明を受けたものの、前例を踏まえ一般人の審査員以外についても心配する点が多々あったようだ。しかし終わってみれば、ネットの声も芸人仲間からも「本当に面白くて楽しい大会だった」と一定の評価を得たことから、「今回思ったんが、スタッフにいらんこと言うんやめよう」というのが彼の全体を通しての感想だった。
(TechinsightJapan編集部 みやび

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(出典 news.nicovideo.jp)

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