知ってた?体育館にあるアレ!

知ってた?体育館にあるアレ!

知ってた?体育館にあるアレ!

体育館にある
    アレ→ろくぼく
漢字では「肋木」と書きます。
聞き慣れない単語ですが、学校の体育館や運動場、スポーツセンターに設置しているはしごのような木製(または金属製)器具、と言えば思い当たる方も多いのではないでしょうか。
ろくぼくとは、もともと解剖学に基づいて構成された「スウェーデン体操」のための補助器具であり、日本には明治時代に伝わりました。
大正時代になると全国の小学校に広まり、陸軍の軍事訓練にも採用されるようになります。
当時はこのろくぼくを使った胸郭を開く運動が結核予防に効果的とされたこともあり、盛んに取り入れられたようです。
戦後は教育方針の転換により姿を消したろくぼくですが、1971年に器械運動の1分野として評価されたことをきっかけに、再び小学校の学習指導要領に採用され、今に至ります。
◆ろくぼくの効果
高さ約2.5mの柱の間に横木を平行に固定し、はしご状にした形状の体操器具「ろくぼく」は屋内の体育施設の壁面に設置されているのが一般的です。
昇り降りしたりぶら下がったりといった遊具としての使い方はもちろん、バーの高低差を活用した運動はバリエーション豊かで、トレーニングにも大きな効果を見込めます。
①腹筋や背筋を強化する
②上腕筋を強化する
③腹・背中を柔軟にする
④首・胸・体の側面を強化し、柔軟にする
上の①~④で挙げたように、従来の筋力トレーニングのように特定の部位に負荷をかけるのではなく、体の各部位を総合的に刺激できるのはろくぼくの特色と言えます。

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