富野由悠季監督:N/S高で特別授業 「ガンダム」の宿命

富野由悠季監督:N/S高で特別授業 「ガンダム」の宿命

富野由悠季監督:N/S高で特別授業 「ガンダム」の宿命

1 朝一から閉店までφ ★ :2023/11/03(金) 10:57:53.03

2023年11月02日 12:40

MANTANWEB編集部

 人気アニメ「ガンダム」シリーズの生みの親として知られる富野由悠季監督がこのほど、KADOKAWA・ドワンゴによる“ネットの高校”N高等学校・S高等学校
(N/S高)の生徒に向けた特別授業「学園生のための特別授業 富野講座」に登場した。富野監督は「富野由悠季です!」と一言のあいさつだけでマイクを置き、「わざわざ紹介する必要はないと思います。
こういうことは時間の無駄。知らない人はネットで調べてください! 以上、次いきましょう!」と一喝し、ただならぬ緊張感が漂う中、授業が始まった。
 

 ◇僕はもう*でいくための準備を始めました

 「監督が今、10代だったら何を目指しますか?」という質問に「そういう質問は、80歳を過ぎた年寄りにはナンセンスです。というのは、僕はもう*でいくための準備を始めました。
体の自由も利きません。苦しまずに*にはどうしたらいいのかを考えています。ただ、あえて、どら焼きさん(質問者)の質問に答えるならば、こういうことです。“高校時代から何になりたいか決めろ!”と学校とか先生とか大人が言ったりしますが、
そんな目標がきちんとある人がいたら教えてほしいのです。なのに大人たちは、平気で言いますよね。“俺さ、まだよく分かんないんだよね”という気分を分かってくれない大人が、
ものすごく多いと思いませんか?そういう大人社会に入っていってどうなるかというと、だんだんバカな社会人になっていくんです」と語った。
 「ちなみに富野監督が10代の頃はどんな学生だったんですか?」と聞かれると「出来の悪い学生でしたので、未来への希望は一切持っていませんでした。
ただ何となく中学高校時代から好きで、“こういう方向しかないだろう”と思っていた職業が映画監督でした。ですが、僕が大学時代に映画産業が徹底的に衰退してしまって、大学3年時には、映画会社が新規採用を一切しなくなってしまったんです。
考えても絶望感しかなかったので、大学4年のときには、就職のことは一切考えませんでした。ただ偶然、新聞の3行広告に、虫プロダクションが新規採用をするという募集が一回だけ載りました。
それに応募したら受かったので、この職業に入ったということです。そうしてアニメみたいな嫌いなものをやるようになってしまった、というのがぼくのキャリアです。だからアニメの監督を目指していたなんていうことは金輪際ありませんでした。
つまり学生時代までのことを言うと、全く何にもない学生でした」と明かした。

 ◇ガンダムの持っている宿命
https://mantan-web.jp/article/20231102dog00m200014000c.html

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