「高校生守らないと」「甲子園2部制に」松井秀喜さんが高校野球改革を提言…「そうすれば阪神の死のロードもなくなります」

「高校生守らないと」「甲子園2部制に」松井秀喜さんが高校野球改革を提言…「そうすれば阪神の死のロードもなくなります」

「高校生守らないと」「甲子園2部制に」松井秀喜さんが高校野球改革を提言…「そうすれば阪神の死のロードもなくなります」

1 冬月記者 ★ :2023/07/25(火) 06:51:15.83

https://news.yahoo.co.jp/articles/ddfc2d8019c05c7e8b4a8ae9a067a677cfc317c0

松井秀喜さんが高校野球改革を提言「甲子園2部制に」「高校生守らないと」…「ゴジLIVE」

 巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(49)=ヤンキースGM付特別アドバイザー=が読者からの質問に答える企画「ゴジLIVE」の第2回は、野球人口減少の問題などについて聞いてみました。松井氏は野球離れを食い止める方策の一つとして、高校野球、甲子園改革に言及。故障を回避するため、大胆な日程変更などを提案しました。

 松井さんのもとを訪れると、彼の子供たちは夏休み中だった。米国の学校は“サマーキャンプ”と呼ばれる日帰りの課外授業がある。父親として、送迎や行事参加など子育てに積極的に参加していた。

 ―忙しそうですね。初回のオールスター、ベストナインなどに続いて、今回も多くの質問が寄せられました。松井さんが野球界について、どのように考えているのか聞きたいという読者の方が多数います。

 「野球人口が減少していますが解決策はありますか」(よしゆうさん)

 「日本の野球界はどうなっていくのが望ましいですか」(シゲシゲさん)

など球界の未来を心配しているようです。子供たちに向けて日米で野球教室を開催していますが、感じることはありますか。

 「日本は“楽しむ野球”というのが少なくなってきているのではないかと思います。小さい時からチームに入り、真剣に取り組んでいる。その良い面もあると思いますが、敷居が高いと感じる子供や親御さんもいるのではないでしょうか。子供たちが気軽に野球を楽しむ場所がない。私が子供の頃は近所の公園で三角ベースをやるなど野球を楽しめましたが、今は場所や、ボールを使う際の制約もあって難しいですよね。特に都会はそうでしょう。もっと気軽に野球を楽しめる環境があれば良いですね」

 ―米国はどうですか。

 「セントラルパークでもキャッチボールはしている子供はいますし、誰も文句は言わないでしょう。ニューヨークも大都会だけれど、まだ恵まれた環境はあるように見えます」

 「少年野球の監督をするなら何を教えますか」(元高校球児さん)

との質問も頂きました。

 「小学生ならほとんどないかな。礼儀やマナーなど野球以外でも大切なことは伝えます。技術は『こうしたらゴロが捕りやすいよ。いい球が投げやすいよ』とか本当に基本的なことだけは教えると思います。子供の時はそれぞれ、体の成長具合も違います。勝ってうれしい、負けて悔しいということを学ぶのは大切ですが、勝敗は少年野球レベルでは重視しなくてもいいと思っています。そこに重きを置いての指導はしないかな」

 ―日本の野球界で懸念していることはありますか。

 「やはり野球人口の減少は気になります。あとはプロ、アマの垣根もだいぶなくなってきたけれど、残っていますしね。高校野球も時代の変化とともに変わった方が良いと思います。真夏の酷暑の中で連日、試合をやったら体への負担は避けられません。我々の時代は当たり前でしたが、気候や投手の肩、肘への負担の意識の変化もあって、今は当たり前ではない時代。これまでも多くの投手が故障に苦しんできました」

 ―解決策はありますか。

 「課題は日程だと感じますね。多くの地区は7月開幕ですが、もし可能ならば6月から始めるとかできないかと思いますが、難しいのでしょうかね? 準決勝や決勝も、しっかりと間を空けて、ある程度フレッシュな状態でやらせてあげたいと思います。勝ち上がっても、みんなフラフラになりながらやって、それが美談のようなドラマとして扱われるのは違和感があります。連戦や過密日程に慣れてしまっていることが異常で、普通に考えたら、やはり投手への負担は大きいでしょう。『勝利のために、痛みをこらえて投げ続けました』みたいなのは、私としてはもう見たくないですね」

 ―8月6日には甲子園大会も開幕します。

 「夏の甲子園は前半、後半のような2部制にすれば負担は軽減されるのではと感じますが、それも難しいのでしょうかね? そうすれば阪神も途中で一度、帰って来られますし、*ロードもなくなります。夏休みいっぱいを使って、甲子園大会をやってもいいのではとも思います。高校生の体はまだ成長過程ですから、守ってあげないといけません」

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