再開発進む若者の街・下北沢「良くなるなら」と閉店決めた鮮魚店

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再開発進む若者の街・下北沢「良くなるなら」と閉店決めた鮮魚店

◆変わる古里、うれしさと寂しさ
小田急小田原線と京王井の頭線が交わる世田谷区の下北沢駅東口。
多くの若者が行き交う雑踏に、フェンスで囲まれた一角がある。「ここにうちの店があったのよ」。
昨年秋、ここで長年にわたり貝類専門の鮮魚店を営んでいた長沼洋子さん(81)=同区代田=は懐かしそうに語った。
駅の東側の改札を出ると、区が2028年度の完成を目指して整備を進めている駅前広場(約5400平方メートル)の工事現場が見渡せる。
今は更地に工事用資材が積まれているだけだが、かつてこの区域には食料品店や雑貨店が並ぶ駅前食品市場が広がっていた。
長く人生を共に過ごした場所は、6年前、再開発のため姿を消した。

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