平井元デジタル大臣 マイナカード推進「是非をいちいち国民に聞いて進めるものではない」
マイナカード推進、「是非をいちいち国民に聞いて進めるものではない」平井卓也初代デジタル大臣
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2022年10月27日 10時08分 公開 [斎藤健二,ITmedia]
「マイナンバーカードの活用の是非をいちいち国民に聞いて進めるものではない。次の世代への責任としてやり切る。反対があってもやり切ることが重要だ」
10月26日に幕張メッセで開催された「ブロックチェーンEXPO」の講演で、初代デジタル庁大臣を務めた平井卓也衆議院議員が、マイナンバーカードの普及に対してこう持論を語った。
「どちらが国の財政にとっていいのか、どちらが本当の意味で個人情報をきっちり守れるのか、どちらが透明なのか、公平性を担保できるのか。これらは考えると当たり前のことだ」と、マイナンバーカードの意義を説明した。
どんな政策にも反対意見はあるとし、テレビ地上波のデジタル化やETC導入の際の例を挙げ、「ETCは多くの人にとって社会インフラの1つになった。今でもどうしてもETCが嫌な人は、高くなるが現金で払える」とした。
同じようにマイナンバーカードについても、反対意見が必ずあるが、次世代の社会インフラとして普及を進めることが重要だとした。平井氏はデジタル庁創設を提言した自民党のデジタル社会推進本部の本部長を務めている。
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