120年ぶり?『秋田市スズタケ開花』

120年ぶり?『秋田市スズタケ開花』

120年ぶり?『秋田市スズタケ開花』

👉スズタケ(篠竹)はイネ科の竹笹類で、太平洋側のブナ林など、山地の林下に群生します。

昔は丹沢山地を覆い尽くすほど繁茂していましたが、最近はブナ林の乾燥化が進み、一部の地域では衰退しています。

日本海側に多いチシマザサ(ネマガリタケ)の筍(たけのこ)は有名ですが、スズタケの筍も食べられます。

登山道脇の筍を手で引き抜き、根元から順に皮をむいてから塩を加えて茹(ゆ)でます。

鉛筆ほどの筍も、皮をむくと小さくなってしまいますが、タケノコ御飯や味噌汁の具には使えます。

👉秋田市の一つ森公園で、ササの一種「スズタケ」が花を咲かせている。スズタケの開花は120年に1度とされ、秋田県立大の蒔田明史教授(森林生態学)は「非常に珍しい現象」と話している。
4月下旬頃、公園での散歩が日課の同市の夫婦が、スズタケに黒っぽい穂がついていることに気づき、知人を通して蒔田教授に連絡した。
今月5日頃から咲き始めたといい、妻は「見たことのない光景だと思ったけれど、120年ぶりの現象とは思わなかった。
貴重な花に出会えてうれしい」と話す。
ササは一生の終わりに一度だけ花を咲かせるという。
40年以上ササの観察を続けている蒔田教授は「スズタケは主に太平洋側に自生するササで、公園には別の場所から移植されたのだと思う。
県内でスズタケの開花がみられるのは初めてでは」と話している。

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