ウクライナでの戦争の結末はいつ?

ウクライナでの戦争の結末はいつ?

ウクライナでの戦争の結末はいつ?

🤔ロシア(プーチン)の暴走止められない? 

◆国連・安保理について
世界中から非難を浴びたロシアによるウクライナ侵攻。
暴走を止められず、停戦への有効な手立てを示せない国際連合の安全保障理事会に対する批判が高まっている。
▶そもそも安全保障理事会とは?
安全保障理事会(安保理)とは国連の中で国際平和や安全の維持を役割として担っている機関のこと。
国連憲章の第23条で、安保理は15の国際連合加盟国で構成されることが決められている。
具体的な活動としては、国連平和維持活動(PKO)の設立や多国籍軍の承認、制裁措置の決定などがある。
★理事国のメンバーは?
国連憲章の第23条で、安保理は15の国際連合加盟国で構成されることが決められている。現在のメンバーは以下の通りだ。
常任理事国:米国、英国、フランス、中国、ロシア
非常任理事国:ブラジル、アラブ首長国連邦(UAE)、ガーナ、ガボン、アルバニア、インド、アイルランド、ケニア、メキシコ、ノルウェー
常任理事国の5カ国は入れ替えがない一方、非常任理事国10カ国は任期が2年で、全加盟国による秘密投票によって選出される。
地域ごとに内訳も決まっており、アフリカ3カ国、アジア・太平洋2カ国、東欧1カ国、ラテンアメリカ・カリブ地域2カ国、西欧その他2カ国となっている。
■大国が「拒否権」発動すると無力
🤔拒否権とは?
安保理の決議は常任理事国5カ国を含む理事国9カ国以上の賛成投票によって採択される。常任理事国5カ国の賛成が必須なのは、この5カ国には「拒否権」が与えられているからだ。
拒否権を持つ常任理事国が1カ国でも反対をすれば、その決議は採択されないというルールになっている。
2月25日に開かれた安保理の会合では、ウクライナに侵攻したロシアを非難し、ロシア軍の即時撤退を求める決議案が採決にかけられた。
15の理事国のうち11カ国が賛成したが、拒否権を持つロシアが反対したため採択に至らなかった。
24日にはウクライナ情勢をめぐって安保理の緊急会合が開かれていたが、その最中にロシアによる侵攻が始まった。
国連のグテーレス事務総長は目に涙を浮かべながら、「今世紀最悪になる可能性がある戦争を欧州で始めてはならない」とロシアのプーチン大統領に訴えかけた。
国連の安保理は、拒否権を持つ大国の暴走に対して無力であることが改めて浮き彫りになった。
🤔日本は常任理事国になれない?
日本はこれまで11回、非常任理事国になっている。
17年には22年安保理非常任理事国選挙(任期は23年から24年まで)への立候補も発表している。
ただ、安保理は15の国際連合加盟国で構成されることが決められている為、常任理事国にはなれない。国内外には「日本は安保理の常任理事国になるべきだ」との意見がある一方、反対意見もある。
日本、ドイツ、インド、ブラジルの4カ国は、連携して国連安保理での常任理事国入りを目指そうとしたこともあるが、進展しなかった。
🤔なぜ中国、インドなどは安保理決議で投票を棄権したのか?
拒否権を行使し、反対票を投じたロシア以外では、中国とインド、UAEが投票自体を棄権した。
中国の張軍国連大使は「火に油を注ぐことにならないよう、会議の対応には注意を払うべきだ」と話した。
中国の習近平国家主席は2月4日にプーチン大統領と会談を行い、そこでは北大西洋条約機構(NATO)のさらなる拡大に反対する共同声明を発表している。
そのため中国は今回のウクライナ侵攻についても【一定の理解】を示したとみられている。
インドはロシアから毎年多くの武器を輸入をしているという事情があり、2国間の関係を踏まえて棄権したという見方もある。
■非難できても法的拘束力はない
🤔国連総会緊急特別会合とは?
2月28日から3月2日まで国連総会が緊急特別会合を開いた。
総会の緊急特別会合は安保理の意見がまとまらず決議が採択できない場合、安保理理事国のうち9カ国以上か国連加盟国の過半数の要請によって開かれる。
今回は安保理理事国15カ国中、11カ国の要請によって開催が決まった。
この総会で決まった内容について法的拘束力はない。
しかし、多くの国がロシアを非難する決議案に賛成することで、ロシアへの圧力にはなり得る。 
🤔今回の緊急特別会合でどんな発言があった?
緊急特別会合では約120カ国が3日にわたって演説をした。
今回は冒頭で国連のグテーレス事務総長が「戦争は解決策になり得ない」と演説した。
ウクライナの国連大使は「ウクライナが生き残らなければ、国際平和も生き残れないだろう」と発言。
一方で、ロシアの国連大使はこれを非難し、「現在の危機の根源はウクライナ自身にある」と主張した。
3月2日、ロシアを非難し軍の即時撤退などを求めた決議案が賛成多数で採択された。
欧米や日本など賛成した国が141カ国、ロシアやベラルーシなど反対した国が5カ国、中国やインドなど投票を棄権した国が35カ国だった。
🤔国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の人道的支援は?
UNHCRによると、ウクライナから近隣諸国に避難した難民は3月3日時点で約100万人。
UNHCRは現在ポーランドやルーマニアで各国の行政とやりとりし、難民が必要とする物資に関する支援などを行っている。
国連はウクライナ国内で1200万人が救援と保護を必要とし、400万人以上のウクライナ難民が近隣諸国において支援を要すると推定。
難民への緊急の人道支援提供のために、17億ドルが必要としている。
♦ある意味、ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン( Владимир Владимирович Путин, [vlɐˈdʲimʲɪr vlɐˈdʲimʲɪrəvʲɪtɕ ˈputʲɪn] の暴走を止める事が出来るのは、習近平(习近平)では、なかろうか🤔

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