なぜ?『NHK朝ドラヒロイン女性ばかり!』

なぜ?『NHK朝ドラヒロイン女性ばかり!』

なぜ?『NHK朝ドラヒロイン女性ばかり!』

NHK朝ドラヒロインは、ほとんどが若い女性の半生記という朝ドラで、男性が主人公となった作品は幾つあるかご存知ですか?

正解は10作。

意外に多いですね?

実は、第1作の『娘と私』(1961年)からして、男性が主人公(演じたのは、北沢彪)。

その他は、第3作『あかつき』(1963年/主演・佐分利信)、第5作『たまゆら』(1965年/笠智衆)、第7作『旅路』(1967年/横内正)、第32作『ロマンス』(1984年/榎木孝明)、第33作『心はいつもラムネ色』(1984年/新藤栄作)、第35作『いちばん太鼓』(1985年/岡野進一郎)、第44作『凛凛と』(1990年/田中実)、第53作『走らんか!』(1995年/三国一夫)、『マッサン』(玉山鉄二)、そして記憶に新しい第102作『エール』(2020年/窪田正孝)です。

こう見ると、どうやら1980年代中頃、朝ドラに「男性主人公ブーム」が訪れたようですが、90年以降は30年間で4作と圧倒的に女性優位。

窪田正孝が制作発表会見で「僕は女性に間違えられているんじゃないかと思いました」と冗談まじりに発言するほどですからね。

では、どうして女性ばかりが主演が多いのでしょうか?

8時台には主婦層の視聴者が多く、昔は民放でも婦人ニュースやPOLA連続小説(再放送)がオンエアされておりました。

戦後つよく逞しくなった女性をテーマにしてドラマをつくり、主婦が感情移入し視聴していたのではないでしょうか?

男性が主人公の番組もいくつか有りますが、女性の比ではありません。

もしかしたら、民放と視聴率を競っていた(?)時代の名残かもしれません?

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