顔パスで行こか JR西日本が大阪駅で改札顔認証の実証実験へ

ＪＲ西日本は、３月１８日に開業する大阪駅の新たな地下ホーム改札「うめきた地下口」と新大阪駅東口に、顔認証で通過できる自動改札機を設けると発表した。

開業後に一般の利用者を対象にした実証実験を始める。

ＪＲ西によると、両駅に設置される顔認証改札機は各１台で、改札に搭載されたカメラで利用者の顔を読み取り、事前登録した顔写真データと照合する仕組み。

大阪駅の改札機（高さ約２・３メートル、幅約１・６メートル）は門型でゲートは無く、現行の改札機と同等の速度で歩きながら通過できるという。

実証実験の対象は大阪―新大阪駅間を含む交通系ＩＣカード「ＩＣＯＣＡ定期券」利用者で、今後開設される専用ウェブサイトで顔写真や定期券の登録が必要。

ＪＲ西の担当者は「新たな改札でワクワクや未来を感じてほしい」としている。

　　　　【清水晃平】