『ズワイガニと松葉がには同じ?』

『ズワイガニと松葉がには同じ?』

『ズワイガニと松葉がには同じ?』

香美町 (カテゴリ ウィキデータある座標)
福岡駐在所(村岡区福岡) 小代駐在所(小代区忠宮) 町内の香住漁港柴山漁港で水揚げされる松葉ガニズワイガニ)の量の合計全国で1位である。また小代区但馬牛のふるさとであり、小代区および村岡区では、隣接する新温泉町とともに、但馬牛の閉鎖育種おこなわれている。 産業別就業別人口(平成12年国勢調査) 第1次産業:1
23キロバイト (2,259 語) – 2021年10月30日 (土) 20:03
■ズワイガニの仲間で流通しているのは、ズワイガニ・オオズワイガニ・ベニズワイガニの3種になります。

□流通するズワイガニには国産と輸入物とがあり、国産ズワイガニの中に、松葉ガニや越前ガニが含まれます。 

□また松葉ガニの中に、鳥取や香住の松葉ガニ、間人ガニなどが含まれます。

■生息地、産地の違い 
松葉ガニは生息地や水揚げ産地が限定されています。
松葉ガニは日本海の丹後半島から島根県沖の日本海に生息しているズワイガニです。
水揚げされる漁港も京都府から島根県の漁港に限定されます。 古くから日本海の中でもこのエリアは美味しいカニが育つ環境に恵まれているとされています。
海底の地質やプランクトンの種類などカニの生育に向いた場所と言われています。 
一般的にズワイガニは、北太平洋、オホーツク海から日本海全般に生息していますが、松葉ガニはその中でもごく限られたエリアで生息しているズワイガニと言う事になります。
 流通期間(販売時期)の違い 松葉ガニは資源保護の為に漁期を定めて漁を行っています。
基本的に毎年11月6日から3月20日と定められており、それ以外の期間に漁を行う事は出来ません。
 松葉ガニのメス「セコガニ」はさらに漁期が短く、11月6日から12月31日と定められています。
越前ガニや加能ガニも同じように漁期が定められています。 
一部漁期の終わった直後などに水槽で泳がせて漁期終了後に販売される場合もあります。
■鮮度と味の違い 
冷凍品のズワイガニは、オホーツク海や北太平洋で水揚げされ、冷凍されて流通しますが、松葉ガニは基本的に活の状態で流通します。 
死んでしまった松葉ガニは水揚げされる産地でも安価で流通する事になります。
やはり死んでから時間の経過したカニは味が劣るのです。 冷凍されて流通するカニと活の状態で流通するカニとではやはり味が違います。
特に冷凍品で加工しているタイプの物は冷凍と解凍を繰り返したりしている物があります。その様な場合は解凍するたびにうまみが溶け出してしまうのです。
 松葉ガニは活での流通が基本。加えて姿形だけでなく身入りの状態も確認を行ってブランドのタグをつけています。状態の良いカニを細心の注意を払って流通させます。 
◆上記のように取り扱う事によって味と鮮度を保って流通させていく。この事がおいしいカニとして長年にわたって愛され続けている要因なのです。

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