【ソールフード】『島根県大田市の箱寿司』
大田市(おおだし)は、島根県の中部にある市。日本海に面し、石見地方の東部に位置している。隣接する出雲市とともに、県中部の中心地域となっている。 地理的・歴史的に、出雲と石見の中継点としての性質を持っている。そのため、石見地方の中では出雲地域との繋がりが強い。 大田市の
25キロバイト (2,652 語) – 2021年11月25日 (木) 19:54
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茶巾寿司と穴子の箱寿司の詰合せ|大田のお土産100選 – 大田区産業振興協会 https://ift.tt/3CWThNI |
大田市の箱寿司は、お祭りの時には欠かせない大田市の味です。
昔は各家庭に箱寿司を作るための専用の木枠があり、地域のお祭りなどの祝い事の際には、当たり前のように箱寿司があったものです。
この箱寿司は、ご飯、具材、ご飯、錦糸卵の順番で木枠に入れ、上から圧をかけることで形成していく、いわゆる押し寿司です。
肉や魚などは使わず、具材は人参、かんぴょう、しいたけ、油揚げ、ストかまなどを細かく切って、甘辛く炊いたものを使います。
押し寿司の文化は西日本に多く見られ、大田市の箱寿司に最も近いものは長崎県の大村寿司ではないかと思います。
大田市で箱寿司が定着した由来は諸説あり、石見銀山で銀の採掘が盛んであった江戸時代に、都から赴任した大名や代官が都を想いこの地に伝わったという説。
あるいは戦国時代に兵士の兵糧として移動食、酢飯にして持ち運んだ説などがあります。
いずれにしても、江戸時代からこの地に根付いたもののようです。
♦因みに、大田市(おおだし)の箱寿司は(押し寿司)(角寿司)ともいう。