子どもが傷つく生理中のプール授業見学「旧態依然」 男性教員が休む理由追及「体調不良ってなんや!」
投稿した女性が疑問を抱いたのは、市立中学校に通う娘の生理が水泳授業と重なったときのこと。娘によると、保健体育の担当教員が男性で理由を伝えづらかったため、「体調不良」と申告。すると「体調不良って何や」と詰め寄られ、答えざるを得なくなった。
見学中は、「なぜ休んでいるのかが暗黙の了解で分かる」ため、同級生の視線が気になった。放課後や夏休みに行われる補習の参加者はほとんどが女子生徒で、娘は「女の子が悪いわけではないのにペナルティーに感じる」という。
記者(28)も中学生の頃、他の生徒がいるプールサイドで生理中であることを説明しなければ見学できなかった。周期が不安定で、短期間で2回休んだ時には先生から「ほんまか?」と疑われ、つらい思いをした。学校や先生によっては、今も同じような対応が続いているようだ。
こうした学校側の対応について、市教委はどう受け止めるのか。学校教育部の担当者に取材した。
まず、女性の娘が見学理由を追及されたことに対しては「言い方は悪いが、『サボり』との線引きのため事細かく聞いていたケースがあるかもしれない」と釈明。「女子生徒が体調不良と言えば、理由は推察できるので、基本的には深く聞かなくてよい。教員には時代感覚に合わせた認識のアップデートが必要だ」との姿勢だった。
続きは神戸新聞 Yahooニュース
2024/05/29 17:38
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