【芸能】テレ朝、旧ジャニーズ事務所への“一部忖度”認める 制作現場へのヒアリング結果報告「配慮があったことは事実」

【芸能】テレ朝、旧ジャニーズ事務所への“一部忖度”認める 制作現場へのヒアリング結果報告「配慮があったことは事実」

【芸能】テレ朝、旧ジャニーズ事務所への“一部忖度”認める 制作現場へのヒアリング結果報告「配慮があったことは事実」

モデルプレス=2023/11/12】テレビ朝日は12日、故・ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、特別番組『テレビ朝日ジャニーズ問題検証』を放送。同局員とOBら103人からの証言から、旧ジャニーズ事務所SMILE-UP.)の実態を調査した結果、一部で忖度があったと報告した。

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テレ朝、旧ジャニーズ問題検証

同番組では、当時の報道・情報局員などにヒアリングした結果を放送。過去に同問題を取り上げていなかったことについて、「週刊誌による芸能界スキャンダルという認識で報道部門が扱うニュースではないと思い込んでいた」「あくまで芸能事務所内での所属タレントに対するセクハラであって未成年の被害者に対する重大な人権侵害行為という認識が乏しかった また当時は性加害の被害者は女性であるという思い込みもあった」「テレビ朝日の番組にジャニーズ事務所タレントが多く出演していることも踏まえ、配慮が必要だという意識があったのは事実」「ジャニーズ事務所の所得隠しニュースは報じており 一律に報道しないということではなかった」といった声があったことを取り上げた。

そして、こうしたヒアリング結果を受け、同局の姿勢として「高裁判決などをテレビが報道していれば被害者を減らせたのではないかという指摘は 報じることができた立場として重く受け止める」とし、「今後テレビ朝日の報道としては『性加害・性被害はあってはならない』とする姿勢を維持し 人権侵害に対し高い感度をもって日々のニュースに向き合う」と伝えた。

タレントキャスティングに関しては7人が「忖度したことがある」と回答

また、同局の奥川晃弘コンテンツ編成局長もVTR出演し「ジャニーズタレントキャスティングに関して、7名が『忖度したことがある』と回答しました」と説明。”キャスティングを強化したい”という会社の戦略として、旧ジャニーズ事務所キャスティングは「上層部や編成幹部が動くことが多くなった」と話し、「その中で様々な対話や交渉が行われ、忖度なのか、配慮なのか、通常の商慣習なのか、評価は分かれると思いますが、確かなのはそれがテレビ朝日社内においては、『旧ジャニーズ事務所が神経を使う事務所である』と、そういう雰囲気が醸成されていたことです。それが一部の局員が『忖度があった』といった理由の1つだと思います」とした。

なお、「旧ジャニーズ事務所に忖度することはあったか?また、事務所からの圧力はあったか?」という問いには、プロデューサー陣へのヒアリングの中でも「忖度したつもりは全くない こっちのプラスしか考えていない 事務所から『だれだれを使ってください』と言われたことはない」「最大級の配慮は大口の取引先として行っている 圧力はない 気持ちよく仕事をしてもらうように 他の大口の事務所と同じ」「番組本位で決めることがほとんどだが忖度したことはある 他の事務所の男性アイドルグループなどを出そうとするとジャニーズ事務所が気にするだろうなと忖度した」「特にジャニーズ事務所は人気者が多いので 会社事として上層部や編成幹部が動くので『扱いづらい事務所』『機嫌を損ねると社内でも怒られるのでは』と現場の若手は考えてしまったのかもしれない そういうある種配慮があったことは事実」など様々な声が上がった。(modelpress編集部)

情報:テレビ朝日

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(出典 news.nicovideo.jp)

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