【芸能】綱啓永の“芸能人生”振り返り 『ジュノン』『きみ花』など…オーディションで掴み取った人生の転機【インタビュー】

【芸能】綱啓永の“芸能人生”振り返り 『ジュノン』『きみ花』など…オーディションで掴み取った人生の転機【インタビュー】

【芸能】綱啓永の“芸能人生”振り返り 『ジュノン』『きみ花』など…オーディションで掴み取った人生の転機【インタビュー】

 有名俳優やタレントを多数輩出してきたワタナベエンターテインメントが『ワタナベ次世代オーディション2023」を開催する。同オーディションは俳優、タレント、歌手、お笑い芸人など芸能界で活躍したい人材を幅広く募集。グランプリに100万円、推薦者に20万円が贈呈されるほか、グランプリ受賞者はワタナベエンターテインメントに所属し、育成費用全額免除でレッスンを受けることができる。

【動画】“今だから笑える”失敗談も?綱啓永が“芸能人生”を振り返る!

 今回は、ワタナベエンターテインメントに所属する綱啓永が、芸能界入りのきっかけとなった「ジュノン・スーパーボーイコンテスト」でのエピソードから、ドラマ『君の花になる』(TBS系)の中に登場するボーイグループ「8LOOM」(ブルーム)のオーディションに合格した時の様子を聞かせてくれた。中でも綱が自ら実践するオーディションのコツは必見だ。

■“今でも仲良し”な8LOOMメンバー 活動は「本当に楽しかった」

――芸能界入りのきっかけは「ジュノン・スーパーボーイコンテスト」と伺いました。改めて応募した時の状況を聞かせてください。

綱啓永(以下、綱):以前から、芸能界に漠然とした憧れはありましたが、それはサッカーをやっている人がメッシに憧れるようなもの。あまり現実味はありませんでした。大学に入る直前に母の知り合いが「受けてみないか」と声をかけてくれたことで、初めてチャレンジしてみようと思えましたね。

――ではダンスや歌など芸能につながることも、やっていなかったのでしょうか。

綱:芸能界に入る前には、一切なかったですね。

――そのような中で、突然「ジュノン」のオーディションに挑戦するのは緊張しませんでしたか?

綱:「(綱くんは)オーディションを受けているんだ」という噂が広まっていくので、中途半端な結果を残したら恥ずかしいというプライドがありました。だから「絶対に残りたい」という気持ちをモチベーションに頑張りましたね。いつしか心境の変化があり、本当にこの仕事をしてみたいと思うようになっていきました。

――芸能の仕事にやりがいを感じたタイミングはいつ頃ですか。戦隊モノのような大作との出会いも大きかったように感じますが。

綱:ずっと役名が付かないような役もやっていましたが、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』で、初めてメインキャストに選ばれました。決まったと聞いた時にはうれしくて、その時のマネージャーさんと一緒に泣いてしまいました。クランクインしてこの戦隊シリーズモノを1年間やるということが自分の中での“びっくり出来事”でした。

――そうだったのですね。現場ではいかがでした?

綱:『リュウソウジャー』よりも前は、あまり良くないのですが、現場に仕事をしに行くというよりも勉強をしに行くという意識でいました。自分が何をすべきかも分からないから勉強をしに行く感覚だったのですが、『リュウソウジャー』でメインに立てたことで、自分もこの作品の一員なのだという意識が芽生えたのは良かったなと思います。

――その後、出演したABEMAの『恋とオオカミには騙されない』でZ世代からの支持が増えたことと思います。今も仲良くしているメンバーはいますか?

綱:樋口幸平と仲がいいです。昨日も一緒にサウナに行きました!幸平とはびっくりするくらい一緒にいます。この前カレンダーを見たら12日連続でカレンダーに幸平、幸平、幸平、幸平、幸平…と書いてあって(笑)カレンダーが幸平ばっかり。

――そんなに毎日会って、何をしているんですか?

綱:サウナとか、ご飯を食べに行くだけなんですけれど。『恋オオカミ』は、みんな本当に仲がいいですから。この前もメンバー全員とディレクターさんで集まってバーベキューをしましたが、『恋オオカミ』は圧倒的に仲が良いという話になって。そういうところで、いろんな人に自慢しています。

――『恋オオカミ』で一緒だった、井上想良さんと樋口幸平さんと3人でTikTokをやっていたこともありましたね。

綱:やっていました。想良とは今、連載を一緒にやっていますので必ず月1で会っています。なんだかんだいっても一緒にいて落ち着くのが想良ですね。

――『君の花になる』ではボーイグループ「8LOOM」のメンバーでした。「8LOOM」のオーディションで印象的だったエピソードなどはありますか?

綱:オーディションの審査では、歌かダンスのどちらかを披露することになっていました。僕は歌を選び、ギターを弾きながら菅田将暉さんの「さよならエレジー」を歌いました。そしたら、「ちなみにダンスはできるんですか?」と聞かれて。たまたまその時、BTSの「Butter」のサビの部分だけ踊れたので、絶対に今これをやるしかないと思って披露しました。そこでダンスも踊れるというアピールができたのが、結構な加点になったのかなと思っています。たまたまダンスレッスンを受けていたおかげで踊ることができたのは、やっぱり運命だったのかな。

――すごく縁を感じますよね。この時の様子はYouTubeにもアップされていますが、オーディションカメラが入るというのはどんな気持ちでしたか。

綱:緊張しますよね。カメラが回っているだけで1ミリも表情を崩せませんし、意識していることですごく神経を使います。

――合格後には、「8LOOM」としてさまざまな活動を見せてくれました。

綱:ダンスレコーディングミュージックビデオの撮影など、やったことがないものばかりで難しかったけれど、基本的には本当に楽しかったですね。メンバーがみんないい人たちで、今でも仲がいいです。1年間一緒にやったら、どのメンバーでも仲良くなっていたかもしれませんが、みんながいい人ばかりだからここまで仲が深まったんだと思います。ドラマ撮影の部分は今までやってきたことと変わらないので、変に意識するところはありませんでした。とにかくライブが楽しかったですね。

――また再結成して、やってみたいと思いますか?

綱:めちゃめちゃやりたいですよ。

――私も復活してほしいです。

綱:僕も復活してほしい(笑)

■大事にしているのは“礼儀と挨拶” オーディション必勝法は「本当にない(笑)!」

――「JUNON」や「8LOOM」のこともあり、綱さんはオーディションに受かってきた印象が強いのですが、手応えってあるものですか?

綱:あるかもしれませんね。でも、オーディションに受かる印象を持たれているのは意外だな…。どちらかというとオーディションでは落ちることのほうが多いかもしれません。受かっている作品が世に出るから、確かにそういう印象を持たれるのかもしれないですね。そう考えると、受かったものは確かに全部手応えがありました。「これはワンチャンあるかも」みたいな(笑)

――ちなみに、どんな時に手応えを感じますか。

綱:歌の審査は「8LOOM」の時しかなかったので、基本的にはお芝居での手応えです。オーディションでどの役をやるかは決まっていない場合が多いので、全員分の役を覚えていかなくてはなりません。でも自分の中でやりたい役があると、どうしてもそこに力を注いでしまいます。だからそういう役に当たった時とか、一番練習量の多い役をできた時には上手くいったんじゃないかと思えることが多いですね。

――綱さんのオーディション必勝法があれば教えてください。

綱:全くないですね。必勝法は本当にないです(笑)。逆に失敗談はめちゃめちゃありますけれど。

――やはり一回失敗したら次は気をつけようと思うものでしょうか。

綱:「失敗は成功の元」と言いますが、まさにその通りです(笑)セリフの入れが甘かったりすると、当たり前のことですけれど、次は隅々まで入れなきゃダメだなって思いますね。

――これから芸能界を目指してオーディションを受ける方へのアドバイスがあれば教えてください。

綱:「礼儀と挨拶」。まずはこれができれば誰にでもチャンスがあるんじゃないかな。どんな仕事も、礼儀と挨拶さえしっかりしていれば、大丈夫かと僕は思います。僕もドラマの現場での挨拶は、めちゃめちゃ大きい声を出しています。

――挨拶で、現場での関わりは変わりますか?

綱:変わるんじゃないでしょうか。「あ、綱くん、入ってきた」っていうのを、まずみんなに知ってもらえますし。この前、プロデューサーさんが「綱さんは朝一発目の挨拶が本当に大きいのと、みんなにしっかり挨拶回りに行くのはすごく好印象です」と言ってくださったので、見てくれている人は見てくれているんだなと思いました。だから、これからもしっかりと続けていきたいです。もちろんオーディションでも挨拶は重要ですね。

――ありがとうございます。最後に「ワタナベ次世代オーディション」に挑戦する方に応援コメントをお願いします。

綱:「挨拶と礼儀」、これだけは大きい声でしっかりやってください。そして自分のやりたいことを自分の中で持ってください。僕は、正直最初は一つもできることがありませんでしたが、それでも挨拶、礼儀、努力を頑張ることで、何とかスタートラインには立てています。だから皆さんも頑張ってください。いつかご一緒できる日を楽しみにしています。

(取材・文:Nana Numoto)

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綱啓永 撮影:宇高尚弘 (C)ORICON NewS inc.

(出典 news.nicovideo.jp)

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