中学生の部活後下校中に亡くなったので…「通学バス代を全額補助します」

中学生の部活後下校中に亡くなったので…「通学バス代を全額補助します」

中学生の部活後下校中に亡くなったので…「通学バス代を全額補助します」


(出典 1.bp.blogspot.com)

1 ポンコツ ★ :2023/08/17(木) 10:29:14.55

 山形県米沢市で7月28日、中学1年の女子生徒が部活動後の下校中に熱中症とみられる症状で倒れ、死亡した問題を受け、市教育委員会は16日、遠距離通学の中学生31人の路線バスや乗り合いタクシーの定期券代を全額補助することを明らかにした。

【写真】女子生徒が亡くなったことを受け、「命を守ることができなかった」と謝罪する山形県米沢市の土屋宏教育長(左)と山口玲子教育指導部長=市教育委員室

 市議会の総務文教常任委員会協議会で方針を示した。うち1人についてはバス停も遠く、学校までの往復タクシー代を全額補助する。新たに必要な約236万円は既決予算をあてる。

 31人は、亡くなった生徒と同じ市立第三中の生徒で、生徒の居住地区も含まれる。市は通学距離に応じて通年や冬の間、全額や一部補助をしてきた。しかし、生徒は日陰や休憩場所がほとんどない道を下校中に倒れたため、通学支援の拡充を決めた。期間は8月下旬から来年3月末まで。2024年度、25年度についても継続できるよう予算要求する。

 市内の小中学校の熱中症対策も見直す。

 予備の水筒やペットボトルを持参できるようにし、スポーツドリンクを日常的に持ってこられるようにする。自転車通学の生徒がかぶるヘルメットは、学校があっせんする種類のほか、市販のものも使えることを周知する。通気性のいい種類があるからだ。電動アシスト自転車を使えることも再確認する。

 安全対策では、できるだけ複数で下校するようにし、携帯電話は原則学校への持ち込みを禁止する基本方針は変わらないが、保護者が使用を申請できる仕組みをととのえる。

 議員からは、気温や湿度などから熱中症の危険度を示す「暑さ指数」の測定器についての質問が出た。

 市教委の植木修学校教育課長は、生徒が亡くなる前の部活動について「朝から実施し、暑くなることが予想された。(顧問が)練習を1時間早く切り上げる対策を取ることで、通常はしている計測をしなかった。しっかり計測すべきだったと反省している」と述べた。

 現在は、中学校のすべての部活動に行き渡る数の計測器を配布したという。(坂田達郎)

https://news.yahoo.co.jp/articles/1306457e0f8f4ef05f05e640e194b51312f96309

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