政府が7月1日から節電要請2カ月間

政府が7月1日から節電要請2カ月間

政府が7月1日から節電要請 2カ月間 

 節電対策 》》《《 熱中症対策

暑さが本格化するなか、政府は、7月1日から東京電力管内への節電を要請します。西村経済産業大臣は無理の無い範囲での節電を呼びかけました。

都心の気温が30度を超え、6月30日真夏日となる中、中央区のコレド室町テラスで、蒸し暑さに耐えて待ち続ける人たちのお目当ては、人気アイスの無料配布です。大手製菓会社の井村屋が人気商品「あずきバー」の発売50周年を記念して行うもので、東京・大阪・名古屋の3カ所で6月30日から3日間、合わせて1万5000本を無料で配ります。配布会場にはわなげやヨーヨーすくいなどの屋台も登場し、来場者は一足早く夏気分を体感していました。

夏の暑さが本格化する中ですが、政府は、電力の安定供給に万全を期すためとして、7月1日から2カ月間、東京電力管内の家庭や企業を対象に節電を要請します。西村経済産業大臣は6月30日の会見で熱中症などに十分注意して節電を行うよう呼びかけました。

西村経済産業相:「特に需給状況が厳しい東京エリアでは、7月から8月末までの間の2カ月間、無理の無い範囲での節電をお願いしたい」

西村大臣は節電の具体的な例として「使っていない場所の照明を消す」ことや「エアコンの設定温度を極端に下げすぎない」ことなどを挙げ、「小さな取り組みを積み重ねれば大きな効果になる」と節電への理解を求めました。

さらに、節電の呼びかけは小池知事も…

小池知事:「まずは熱中症に十分注意してください。それから賢くスマートに節電に取り組んでください。大体全てやり尽くしているところもあるが、改めて皆さんご協力を。みんなで夏を乗り切っていきたい」

家庭内の電力使用でこれからの季節に大きな割合を占めるのが、エアコンです。ではどうしたらエアコンの使用を控えること無く節電できるのか、その方法をエアコンメーカーが公開しています。

1つ目が、フィルターの掃除です。ほこりがたまっていると最大25%も電力が余計に使われてしまうということで、掃除をすることで年間8000円ほどの節約になるということです。

そして2つ目が、温度と風量の設定です。冷やすために使うよりも風量を上げるために使う方が電力の消費は少ないそうです。温度設定を1℃上げても風を感じれば体感温度は下がりますので、扇風機なども活用して温度設定を下げすぎないようにすると節約になるということです。

そして3つ目が多くの人が悩んでいる、エアコンをこまめに消すのがいいのかどうかです。住宅の断熱性などにもよりますが、外の気温が35℃以上の猛暑日のような場合は、エアコンを切るとすぐに部屋の温度があがってしまい、またつけた時に多くの電力を消費してしまいますので、つけっぱなしの方が節電になるということです。一方、外の気温が30℃程度までであれば、室内温度がそこまで上がりませんので、こまめに消す運転の方が節電につながるということです。熱中症による命の危険もありますから、エアコンの使い方がポイントですね。

またエアコンの他に、東京都はホームページで冷蔵庫や照明器具などの節電テクニックを公開しています。都内の電力の使用率も常時表示していて、東京都はこの数字が92%を超えてきたら特に節電の意識を高めてほしいと呼びかけています。

政府が7月1日から節電要請 2カ月間

(出典 news.nicovideo.jp)

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