芸能中居に強力なライバル出現 オリ党で注目されるなにわ男子の藤原のガチさ加減

　連日にわたってハイライトシーンがテレビで届けられているエンゼルスの大谷翔平。ホームラン&打点が両リーグで首位、4試合連続安打(いずれも日本時間27日時点)など、“ショータイム”は常にメディアの中心にいる。

　芸能界屈指の野球好きで知られ、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の侍ジャパン公認サポートキャプテンを務めた中居正広は、レギュラー番組やラジオで野球愛を語る機会が増えた。

　7月8日には、特番「中居正広のプロ野球魂～やっぱり野球ってすげぇな!オールスター直前SP～」(テレビ朝日系)が放送。中居と同じ熱量を持つ12球団の大ファンのタレントが、球団愛を語り尽くす。ジャニーズタレントではオリックス・バファローズ代表で藤原丈一郎(なにわ男子)、横浜DeNAベイスターズ代表で高橋優斗(ジャニーズJr.・HiHi Jets)が出演する。

　​>>中居正広、歌手に未練? 鶴瓶の「お前1人やったら歌えないもんな」に意外な返答<<​​​

　中居は知識量に加えて現場での取材数も豊富だが、驚異的なライバルが出現しつつある。藤原だ。幼少の頃、じゃがいもを持って行くとチケットが半額になる「じゃがいもデー」をきっかけにファンになった藤原。関西ジャニーズJr.のオーディションに、当時の最年少8歳で合格した。

　なにわ男子としてCDデビューするまでに17年9か月もかかった超苦労人。しかし、2018年のグループ結成後、趣味に実益を兼ねた仕事を自力で掴んだ。翌19年、地元の関西ローカル番組ながらも「戦え!スポーツ内閣」(MBS)で野球愛を熱弁。翌20年には、あこがれの中居と特番「中居正広のプロ野球魂」(テレ朝系)で対面。翌21年には、プロ野球セ・パ交流戦の阪神タイガースvsオリックスで実況席に座った。

　昨年は、「ニッポン放送ショウアップナイター」の公式応援団「チームショウアップ」に加入。3月には、パ・リーグのオリックスvs東北楽天ゴールデンイーグルスで始球式を経験した。今年4月にも、オリックスの本拠地(京セラドーム大阪)開幕戦で始球式に登板して、“オリ党”として2年連続の大役を務めた。さらに今年は、「日本生命セ・パ交流戦 2023」のアンバサダーに起用され、テレビCM「日本生命セ・パ交流戦2023 セパろーぜ!」編に出演。ソロのCM出演まで“成就”した。

　「藤原くんは、ガチです。グループのレギュラー番組『まだアプデしてないの?』(テレ朝系)では昨年、プロ野球の実況に挑戦したい夢を叶えるために、アナウンス部が全面協力。田畑祐一アナから指導されて、厳しい評価を下されました。でも今年3月の放送では、苦手だった即時描写を克服して、最終テストに合格。評価が俄然高まりました」(ウェブライター)

　ジャニーズ初のプロ野球実況アナウンサー誕生も、夢ではない。中居からは嫉妬を超えて、リスペクトされる存在になるだろう。

(伊藤由華)