【芸能】元SDN48・大木亜希子の実録私小説を元乃木坂46・深川麻衣主演で映画化、略して『つんドル』

【芸能】元SDN48・大木亜希子の実録私小説を元乃木坂46・深川麻衣主演で映画化、略して『つんドル』

【芸能】元SDN48・大木亜希子の実録私小説を元乃木坂46・深川麻衣主演で映画化、略して『つんドル』

 元SDN48メンバー・大木亜希子の実録私小説『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人おっさんと住む選択をした』(祥伝社)が、元乃木坂46深川麻衣主演、井浦新の共演で映画化されることが発表された。略して『つんドル』は、今秋公開予定。

【画像】深川麻衣、井浦新の場面カット

 原作は、14歳で芸能界入り、俳優として人気ドラマへの出演、そして20歳でAKB48グループメンバーとして『NHK紅白歌合戦』への出場も果たした大木が、2019年に上梓。21年には、コミカライズ版『つんドル!~人生に詰んだ元アイドルの事情~』(全3巻)も発売された。

 “人生詰んだ…”主人公の安希子はある日の通勤途中、突然足が動かなくなる。 メンタルが病み、仕事を辞め、大好きだった男も忘れられず、貯金も10万円を切ってしまい…。そんな時、友人から勧められたのが、当時56歳で都内の一軒家で一人暮らしをするサラリーマン、 通称ササポンとの”同居”だった。恋人でも家族でもない、不思議な距離感でササポンとの同居生活をしていく中、崖っぷちアラサー女子・安希子は徐々に”日常”を取り戻していく――。

 主人公・安希子を演じる深川は、乃木坂46の初期メンバーとして数多くのヒット作と共に活動してグループを牽引する存在だったが、16年にグループを卒業し、以降は俳優として活躍。「元アイドルという境遇も同じなので、この作品で安希子を演じられる事がとてもうれしかったです」とコメント

 本作では、やさぐれ感満載のアラサー女子をチャーミングに演じており、「普段、生きていると壁にぶつかったり、ちょっと心が疲れてしまったなという時は誰しもあると思いますが、そんな時この映画が誰かの心をふっと軽くできたらいいなと願っています」と、コメントを寄せている。

 安希子が同居することになる、都内の一戸建てに住むおっさん・ササポン役の井浦は「演じた事のない役柄でしたので、どんなアプローチをしていこうかなとワクワクしました。そして、ササポンの素敵なせりふを、いかに素敵にならないように、普通のおじさんでいるという事のさじ加減が難しくもありましたが、演じていて面白かったです」と話している。

 監督は、ブランドのPRとして働きながら、映画監督として活動する新鋭の監督・穐山茉由。30歳の時に映画学校の夜間に入学し、18年に長編デビュー作『月極オトコトモダチ』がMOOSIC LAB2018で長編部門グランプリほか4冠を受賞、「第31回東京国際映画祭」日本映画スプラッシュ部門にも正式出品された。21年には、監督・脚本を務めたオリジナル作品であり、商業映画デビュー作である『シノノメ色の週末』で「第31回日本映画批評家大賞」新人監督賞を受賞。22年に公開された映画『左様なら今晩は』(監督:高橋名月)では脚本を担当した。本作では、穐山監督が実際に経験してきたキャリアチェンジを活かし、主人公・安希子の日常をリアルに映し出している。

 脚本は、映画『ずっと独身でいるつもり?』、「美しい彼」シリーズNetflixシリーズ『金魚妻』等、数々の話題作を担当してきた坪田文が担当している。

■原作者:大木亜希子のコメント(全文)

 この小説を書いた当時29歳の私は何事にも自信が持てず、自分がやりたいことも見つからず、婚活に焦っていました。他人の目線ばかり気にして、少しでも順調な人生を歩む自分に見られたかった。最終的に偽りの自分に疲れ、盛大に詰みました。

 そんなアキコが、家族でも恋人でもない他人のおっさんと出会うことで再生される過程を描きました。主人公モデルは紛れもなく私です。しかし、あらゆる女性の分身として描いたキャラクターでもあります。ですから、貴方自身の物語でもあります。

 この映画を観てくださった方が「いろいろあるけど明日も頑張ろう」と思えますように。私は、私のままで良い。少しでも多くの方にそう思っていただけたら幸いです。

OIF
元SDN48のメンバーで作家の大木亜希子の実録私小説『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』(祥伝社)映画化

(出典 news.nicovideo.jp)

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