【芸能】三田麻央、新作主演舞台は復讐劇「頭回りっぱなし すごい濃密です」

【芸能】三田麻央、新作主演舞台は復讐劇「頭回りっぱなし すごい濃密です」

【芸能】三田麻央、新作主演舞台は復讐劇「頭回りっぱなし すごい濃密です」

2011年からNMB48としての芸能活動をスタート2019年2月に同グループを卒業。現役時代からアニメや漫画が大好きで、オタク女子として多くのファンを魅了した三田麻央。

卒業後はMCや、ライトノベル出版やイラストなどの個展を開くなどクリエイターとしても活躍。さらに舞台を中心に女優としても活躍し、マルチな才能を発揮している。そんな三田が主演する舞台『INDESINENCE Case:Beautiful Vermilion Ways』が上演される。これまで多くの舞台に出演してきた三田に今作の見どころ、さらにこれまでの道のり、今後について話しを聞いてみた。

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今回舞台主演ということですが、決まってどうでしたか?

めっちゃうれしかったですが、決まったと同時にすごいプレッシャーでした。これまでに主演は一回やったことありましたが、そのときは女性だけの現場で、しかも何回も共演経験のある方々の中での主演だったんです。心構えができている状態の舞台だったので、緊張はしましたけど楽しく、最初から「頑張るぞ」って感じでできたんですが、今回は周りの方々がほぼ初対面で、プラスずっとお芝居をやられていた方々、私なんかよりずっと経験のある方々が控えているなか、「じゃあ三田さん主演でお願いします」って言われて、ほんと震えあがりました。

ベテランの方々って本当にすごくて、ちょっと大変なときでも、スッとお芝居で手を差し伸べてくださって、稽古の中でもそれがずっとあって、本当に支えられてやっております。

どんな作品なんでしょうか?

1970年代が舞台で、折り重なる復讐劇なんですよ。結構ドロドロしていて、かつ殺伐としている、物理的な戦いもあるし、心理戦もあるし、舞台ならではの表現もたくさんあります。公演時間は1時間50分くらいですが、演じている側は頭回りっぱなしだし、観ている方もずっと頭回りっぱなしの舞台になるので、すごい濃密な舞台です。

 

NMB48を卒業後まもなく舞台デビューされましたが、舞台をやろうと思ったキッカケは?

アイドル現役時代とかも声優などのお仕事をずっとやっていたので、声のお仕事でやっていこうと思っていました。そんな時「舞台やってみませんか?」というお声がかかったので挑戦しました。始めたころはまったく舞台用語もわからない状態で。やっていくうちに「私やっぱり表現することが大好き」と思うようになりました。絵だったりMCだったり、色んな表現の形がありますが、そういうのがすごく大好きだったので、舞台も向いていたんだと思います。

初舞台を経験してどうでしたか?

舞台では歌もダンスもありましたが、そういう時の振り覚えは早かったです。周りの人から「初めて?うそでしょ」と言われることもありました。いっぱいライブをやったり、人前に出る仕事をしていたからですかね。見せ方を沢山勉強したり、そういう経験をしてこられたのは大きいですね。NMB48をやっていてよかったなと思います。

 

舞台の経験をいろいろ積んでみて周りの反響はどうですか?

今までわたしのことをよく知っている人は「向いているよね」「上手いね」「すごいね」とか言ってもらえるんですけど、私のファンじゃなくて、共演者のファンの方とかは、「三田って芝居できるんだ」みたいな、「あれ三田だってわからなかった」って初見で言われることが多かったです。それすごくうれしいですよね。

NMB48を卒業後いろいろなことに挑戦してきました。

卒業してからどういう仕事をしていくのだろう?とか、どう生きていけるのか、食べていけるのかとかあって、それのためにもいっぱい頑張ろうと思ったんですが、ありがたいことに1年1年振り返ってみると、大きいことがいっぱいあって、小説出したりとか個展をやったり、舞台にいっぱい出たさせてもらいました。卒業してすぐに上京したのも大きいですね。一人暮らしは大好きだし、自分で自分のことをするというのも結構向いていて、好きだったので、それも大きいです。

 

NMB48のころのように歌って踊る姿を見たいファンも多いですよね

母に「もう歌わないの?」って言われました。「私はあんたの歌っている姿とか踊っている姿が好きなんやけどな」って。私は「なるほどなるほど」って聞いているだけなんですけどね。別に歌を封印しているわけじゃないですが、去年の誕生日イベントで歌いました。そのときは私の好きな椎名林檎さんの曲、あとは親友の木下百花山本彩の曲です。NMB48の歌は絶対に歌わないです(笑)。卒業しましたからね。そこは一線を引いて、俯瞰して観ています。

NMB48を卒業して恋愛解禁となりましたが、恋愛・結婚感についてどうですか?

一昨年あたりまではめちゃ結婚願望はありましたが、今はまったくないです。自分が好きな人と生活しているビジョンが見えな過ぎて、逆に自分が結婚をしたらどうなんだろう?っていう感じです。恋愛をするよりパートナーを見つけたいです。いちゃいちゃラブラブっていうよりも、めちゃくちゃ信頼のできる人が欲しいです。

私の中では山本彩と古賀成美が、めちゃくちゃ優先順位が高くて、たぶん彼女たちと一生過ごすんですよ。絶対に。もしそのふたりに素敵なお相手ができた時に、私ひとりで、生きていくってなったらたぶん無理ですね。

もし自分が事故に遭ったときに、支えてくれる人とか、そういうパートナーが欲しいって思うようになりました。恋愛したいというより、自分の理解者が欲しいかもしれないです。永遠のテーマですね。

恋愛ってみんなどうやってしているんだろう?って考えちゃいますね。街ゆくカップルたちを見て、「あなたの馴れ初めは?」とか聞いてみたいです。でもそういう人たちに限って、おそらくそんな深く考えていないって言うと思うんですよ。人それぞれですね。

 

今後やってみたいことはありますか?

いま自分になにが向いているかというのを探っている時期で、卒業のときは、やっぱ声優になります、アニメの道へ行きますって言って卒業しましたが、今はそれだけでなく、自分で道を絞るんじゃなくて、いろんなことをやっていこうと思います。

小説とか個展とか舞台とかいろいろやっていて、自分になにが一番向いているかというのを探している時期なので、こうなりたいというのがいま一番見えない時期なんですよ。

山本と古賀ともよく話すんですけど、3人とも共通して今後については「健康でいたい」みたいな。老後の話しみたくなっちゃうんです。3人で会うと老後の話しばかりですよ。健康の話しとお金の話しとか。こういうことなんだってめちゃ3人で納得しています。

とりあえず、なにが向いているのか、なにがやりたいのかわからないですけど、だからいまは好きなことをさせていただいてありがたい身分なので、与えられている仕事をこなしつつ、人生楽しんでいけたらと思っています。

あとは夢を追う人の手助けができるような仕事をやってみたいですね。進路相談じゃないですけど、いろんな人の背中を後押しできる人になれればなと思っています。

最後に舞台のアピールをお願いします

足を運ばないとわからないことって、アイドルオタクでもいっぱいあると思うし、これを観てくださっているアイドル好きな方は、現場に足を運ぶよさを一番わかっていると思うんです。舞台も足を運ぶってことは一緒だし、それがいいって思います。

映画を観に行くのとお芝居を観るのも一緒だと思いますが、そこが生モノになると一気にまた変わるんですよ。感覚が。それを味わってほしいです。舞台に触れてきたことのない人にこそ、舞台のよさに触れてほしい、そういう人たちにめちゃ向いている舞台だと思います。

舞台ならではの表現が詰め込まれている作品で、演出家さんもがめちゃくちゃこだわっています。場面転換とか、しゃべっている言い回しとか、これは舞台でしか表現できないです。こんな表現の仕方があったんだみたいなのが、めちゃめちゃ詰め込まれていて、わたしを観に来てくださいというより、舞台を楽しんで欲しいから観に来て欲しいです。

劇場を出た瞬間に、自分の中で開かれた瞬間をぜひ味わっていただきたいです。

『INDESINENCE CaseBeautiful Vermilion Ways』

2023年2月22日(水)~2023年2月24日(日)@新宿村LIVE

撮影・風間直人

取材・文/ブレーメン大島

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ドワンゴジェイピーnews

(出典 news.nicovideo.jp)

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