たむらけんじ、芸人引退発言を撤回する・・・

50歳の誕生日での芸人引退を表明していた、たむらけんじ（49）が芸能活動を継続することが14日、分かった。この日、自身のYoutubeチャンネル「たむらけんじどり」で発表した。来年5月に節目の年を迎えるタイミングで渡米し、新しい事業に挑戦することを計画。引退については昨年12月にテレビ番組で決意表明していた。

今回の引退撤回は芸人仲間や友人からの「わざわざ芸人を辞める必要がない」という説得で決断したもの。「スパッと“芸人を辞める”と言ったのは、どこかで格好をつける気持ちがあったのは確か。周りからのアドバイスもあり、芸人を辞めなくてもボクのやりたいことはできると思った」と説明。吉本興業との専属エージェント契約の更新も決定しており、年内に渡米して現地のエージェント会社とも契約を結ぶ運びだ。

たむらは現在、朝日放送のレギュラー「探偵！ナイトスクープ」や、TBSの準レギュラー「水曜日のダウンタウン」など計8本に出演する売れっ子。各局には来春での降板を申し出ており、一度すべてを白紙に戻して再出発することは確定している。渡米に向けては、現地での住居探しなど準備を着々と進めている。

同チャンネルでは、突然の方針転換について、視聴者に謝罪しつつ「“たむら、辞めへんのかい！”という批判もあると思います。でも、ボクの人生なんで、これが一番いいと思う決断。これでスッキリしました。いつ言おうかと思ってました」と晴ればれとした表情。インスタ、ツイッター、YoutubeチャンネルなどSNSについては渡米後も継続するとしている。

「米国ではエンタメの勉強もしながら、ライブを作る側にも回りたい」。現地では裏方としての活動も視野に入れ、イベントプロデュースなどエンターテインメント事業に携わっていく意向も示した。

（出典 www.sponichi.co.jp）