皆んな大好きバニラアイス!で、バニラって何?

皆んな大好きバニラアイス!で、バニラって何?

皆んな大好きバニラアイス!で、バニラって何?

アイスクリームのフレーバー(香料)として、バニラ、チョコレート、ストロベリー、抹茶、キャラメル、マンゴーなどがある。
また、単に「アイスクリーム」という場合は「バニラアイスクリーム」のことを指すことがほとんどである。
🤔とこで「バニラアイスクリーム」の「バニラ」とは何なのか?
👉その答えはハーゲンダッツなどの商品パッケージに描かれていることも多い。
バニラ(vanilla)とは、ラン科バニラ属の常緑のツル性植物。または、その植物から抽出された香料のことである。
植物のバニラの原産地はメキシコ、中央アメリカとされる。また、現在の主な栽培地はマダガスカル、メキシコ、グアテマラ、ブラジル、パラグアイ、インドネシアなどである。
そのバニラの種子が香料の原料となり、収穫した豆または鞘(さや)を「キュアリング」と呼ばれる発酵・乾燥を繰り返すことで、独特の甘い香りを発するようになる。
キュアリングを行った種子や鞘は「バニラ・ビーンズ(vanilla beans)」と呼ばれる。
バニラ・ビーンズを作る工程は多くが職人の手によって行われる。
手間がかかる上に生産量も少ないため、バニラ・ビーンズは非常に高価で、一本で数百円~千円もする。バニラは「スパイス界のキャビア」とも呼ばれる。
バニラアイスに黒いツブツブが入っていることがあるが、これがバニラの種子である。
一方、黒いツブツブの入っていないバニラアイスも多く見られるが、これはバニラの香りを抽出したエキスが入っている。
バニラ・ビーンズから成分を抽出して溶剤に溶かし込んだものが「バニラ・エッセンス」や「バニラ・オイル」であり、アイスクリームをはじめ、ケーキやスイーツ全般の様々なものに利用されている。
ただし、上記のようにバニラ・ビーンズは非常に高価なため、人工的に合成された香料を使ったものも多く存在する。
バニラ特有の香りの元は「バニリン(vanillin)」と呼ばれる有機化合物である。
天然のバニラの香りに似せて、化学的に合成されたバニリンを含む人工のバニラの香りが作られ、それがバニラアイスなどに使われている。
バニラアイスの原材料には、バニラの種子である「バニラシード」、バニラ・ビーンズから成分を抽出した天然の香りの「バニラ香料」、人工的に合成された香りの「香料」の表記が見られる。
「バニラ香料」と表記されていれば天然の香料を使用していると判断できる。
なお、ハーゲンダッツのバニラアイスには「バニラ香料」と明記されている。

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