【芸能】『霊媒探偵・城塚翡翠』前代未聞の最終話、多くの視聴者を騙した“真犯人”の正体が明らかに

【芸能】『霊媒探偵・城塚翡翠』前代未聞の最終話、多くの視聴者を騙した“真犯人”の正体が明らかに

【芸能】『霊媒探偵・城塚翡翠』前代未聞の最終話、多くの視聴者を騙した“真犯人”の正体が明らかに

毎話オカルトミステリとを巧妙に組み合わせた展開で切なく幻想的な物語を見せてくれるドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』(よみ:れいばいたんてい・じょうずかひすい 毎週日曜よる10時30分)。本作は“霊が視える”という能力を持つヒロイン・城塚翡翠(清原果耶)が、死者からのヒントを頼りに、推理作家・香月史郎(瀬戸康史)とともに難解な事件と向き合っていく物語。

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登場人物全員が怪しく見える不穏な展開、翡翠が消えるという衝撃のラスト、そして「あなたは騙されている」という一言を盛り込んだ予想外エンディングで、視聴者を唖然とさせた第4話。一体だれが“透明な悪魔”なのか。モヤモヤしたまま1週間を過ごした視聴者も多いに違いない。そうして迎えた第5話は「すべてが伏線」の謳い文句に偽りない怒涛の伏線回収を見せつけ、原作未読の視聴者はおそらく誰一人として予想のできない前代未聞の“最終話”を叩きつけてきた。
(次ページより第5話ネタバレあり)


世間を震撼させた「女性刺創連続殺人事件」は警部・鐘場正和(及川光博)が犯人ということで一件落着。第4話ラストで消えた翡翠も無事に見つかって、香月は彼女とともに別荘へと車を走らせる。しかし辿り着いた建物は何やら見覚えがある外観をしていて…。



物語の舞台裏で犯行を続けてきた“透明な悪魔”の正体は、実は香月だった。


【画像】第5話場面カット


翡翠の“霊視”をヒントに堅牢な論理を組み立て、いくつもの難事件を解決に導いてきたはずの香月。落ち着きのある文化人としての姿を見せ続けてきた彼が、第5話冒頭で突然豹変。「先生…嘘だと言ってくれよ…」「香月先生想像以上に怖すぎる」「マジかよ…犯人お前だったんか…」と多くの視聴者の願いを裏切る形で、ひた隠しにしてきたシリアルキラーとしての一面を明らかにした。


と、ここまではおそらく視聴者の半分くらいが予想できたのではないだろうか。そもそもミステリドラマというのはほとんどの場合、犯人は登場キャラクターの中にいると決まっているものなのだから。


しかし本作の“真犯人”まで見抜くことができた視聴者は、果たしていただろうか。“透明な悪魔”のことではない。『霊媒探偵・城塚翡翠』というドラマの、本当の意味で“裏側”にいて、香月どころか我々視聴者すらも欺いてみせたヒロイン・城塚翡翠のことである。


城塚翡翠は実は“霊視”も“降霊”もできやしない、インチキ霊媒師だった。正体を現した本物の翡翠は深窓の令嬢然とした立ち居振る舞いはどこへやら、香月を小馬鹿にし、軽快に毒を吐き、自らを「超絶美人」と褒めたたえる。香月以上の豹変ぶりに「いや翡翠ちゃんえぐいて、、、」「今まで観てきた翡翠ちゃんじゃない」「ずっと翡翠ちゃんには霊媒の力があると思ってたから衝撃でしかない」などと視聴者の多くが呆気に取られていたようだ。


すべての伏線が回収されて謎が解明される第5話は、“透明な悪魔=香月”の結末など単なる序の口でしかなく、翡翠のこれまでがすべて“インチキ”であったことが明かされてからようやく本当の意味で幕を開ける。



これまでドラマで取り上げられてきた3つの事件は翡翠の“霊視”と香月の“論理”によって解決された、と我々は思わされてきた。しかし実際には“霊視”など不要の、最初から最後まで“論理”だけで導き出せる別解があったのだった。


清原果耶による真の解決シーンはおよそ20分にも及んだが、怒涛の伏線回収と衝撃に次ぐ衝撃の論理展開に、一瞬たりとも目が離せなかった。そして最も注目すべき清原の長台詞シーンには「果耶ちゃんすっげえ…」「なんだこの演技力にこの膨大すぎる台詞」「かやちゃん演技化け物だな」などと圧倒される視聴者が続出していた。



思い返せば香月が“透明な悪魔”であることを示唆するシーンは、ドラマの随所に仕掛けられていた。


第2話のBBQシーン編集者・有本(谷田部俊)は「香月さんは殺人鬼の描写すごいうまいですからね」と言っていたし、第3話では公園で犯行を再現する際に翡翠が香月に向かって「殺人鬼の役ですよ?お得意なはずです」と言っていたし、同じく第3話ラストでは犯人のシリアルキラーが「あなたたちなら分かってくれるかなぁって」と言っていた。香月が“透明な悪魔”であるという事実を頭に入れて最初から見返してみると、また違った風に見えてくるかもしれない…。


最終話”の予告通り、ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』は嘘偽りなく第5話で終了した。来週からは、連続ドラマ史上初となる同一主人公での新ドラマ『invert 城塚翡翠 倒叙集』が始まる。こちらは<犯人たちの視点>で描かれる「倒叙」ミステリー。公式ページも一新されたが、キャラクター相関図に香月史郎の名前がないのが少しだけ寂しい。しかしこれまで存在感を示しつつも焦点の当たらなかった千和崎真(小芝風花)の活躍が描かれるような雰囲気も漂っており、再びの“第1話”放送が今から楽しみだ。


そして『invert 城塚翡翠 倒叙集』の放送スタートを記念して、『霊媒探偵・城塚翡翠』 の全話再放送TVer 再配信が決定。“すべてが、伏線。”の驚きの物語を、この機会に イッキ見してみては。詳細は番組公式 HPをチェックだ。


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■新日曜ドラマ『invert 城塚翡翠 倒叙集』(インヴァート じょうづかひすい とうじょしゅう
11月20日スタート!毎週日曜よる10時30分 放送

(C)日本テレビ 

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ドワンゴジェイピーnews

(出典 news.nicovideo.jp)

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