『舞いあがれ!』第1週から感じた多様性の本質と現代性 『あまちゃん』との共通点も

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『舞いあがれ!』第1週から感じた多様性の本質と現代性 『あまちゃん』との共通点も

  『舞いあがれ!』

第1週から感じた多様性の本質と現代性 『あまちゃん』との共通点も!母の故郷に帰るところから物語がはじまるといえば朝ドラ『あまちゃん』がある。

『舞いあがれ!』は『あまちゃん』と同様に、都会の生活では引っ込み思案だった主人公が田舎の風景や人々と触れ合うことで元気になり、一方、母は断絶していた家族との確執を少しずつ溶かしていく。
田舎が海の町であることも同じだ(方角が全然違うが)。
前作が沖縄を舞台にした型破りな作品であったことも同じである。
ただ、来年放送10年になる『あまちゃん』を意識しているか定かではない。
過去の朝ドラ作品のオマージュは朝ドラにはよくあることで、『あまちゃん』に限らず、祥子が大事にしている亡くなった夫のラジオが『ひよっこ』の主人公が作っていたラジオであることもSNSで話題になっていた。
祥子がいちごジャムを大きな鍋でぐつぐつ煮ているのは『カムカムエヴリバディ』のあんこを思わせる。
オマージュ探しも楽しいが、ここでひとつ興味深いことがある。
『あまちゃん』のときは主人公アキ(能年玲奈/現・のん)の目線が主軸になって、あとあと、母・春子(小泉今日子)の物語も描かれていくのだが、『舞いあがれ!』では第1週で主人公の母・めぐみに重きが置かれて見えることだ。 
『あまちゃん』では子役が出ないという事情だけではない気がする。

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