【ソウルフード】『山梨県 おほうとう』

【ソウルフード】『山梨県 おほうとう』

【ソウルフード】『山梨県 おほうとう』

なお、富士北麓の郡内地方にはほうとうと同一の粉食文化の起源を持つ郷土料理である「吉田のうどん」が存在する。また、県外一般には、「ほうとう鍋」と呼ばれる料理もある。 呼称は「ほうとう」が一般的である。一部地域では異称として「おほうとう」や「ニコミ(ニゴミ)」(山梨県内郡内地方の一部)、「ノシコミ(ノシイレ)」(山梨県内河内地方)と呼ぶ場合もある。…
24キロバイト (3,826 語) – 2022年6月6日 (月) 19:08
山梨を郷土料理として誰もが知っている「おほうとう」。
グツグツ煮込む太いコシのある麺とドカンと放り込まれたカボチャは、山梨ではよくお目見えするメニューです。
そのルーツから、山梨県民が絶対的に愛する唯一のおほうとう。
👉平安時代から作られていたといわれる伝統的な郷土料理です!
たっぷりの根菜野菜に鶏肉やキノコを、太い麺といっしょにお味噌でグツグツ煮込んだ山梨県の郷土料理。
それが「おほうとう」です。体がよく温まり、栄養バランスも優れたこの料理は、山梨県民の生活から切っても切り離せないもの。
「おほうとう」の大きな特徴はカボチャが入っている点で、県外の人にとってはこれが信じられないようですが、山梨の人にとっては当たり前の光景なんです。
「ほうとう」という名前の由来はさまざまな説があり、一説では『戦国時代に武田信玄が自らの刀で小麦粉を削ってつくった』といわれていますが、これはどうやら作り話しのようです。
古来、山梨県では穀物のことを“ハタキモノ”と呼んでいて、穀物を粉にする作業を“ハタク”と言っていました。
この“ハタク”が“ハウタウ”になり、最終的に「ほうとう」になったという説が有力です。
おほうとうは、なんと平安時代に書かれた「枕草子」にも“ハウタウ”として登場しているというのですから、いかに古くからあった料理かということがわかります。
山梨を代表する郷土料理の「ほうとう」。地域によって「ほうとう」と呼んだり「おほうとう」と呼んだりします。「お」をつけるのが正しいのかどうかは、なんともいえないのが本当のところ。
わかりやすく言えば、母親の呼び方といっしょです。「母さん」とも「お母さん」ともいうけれど、どちらかというと「お母さん」が自然。
でも、各ご家庭によってどちらで呼ぶかは自由ですよね。「おほうとう」もそんな感覚だと思ってください!
■小作 甲府駅前店
甲府、金手 / ほうとう、郷土料理(その他)、鍋(その他)
住所
山梨県甲府市丸の内1-7-2
営業時間
【平日・土】 11:00~22:00(L.O.21:10) 【日】 11:00~21:00(L.O.20:30)
定休日
年中無休

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