香川照之“CM消滅ドミノ” サントリーも新CM起用取りやめを発表 社内でも厳しい声

高級クラブのホステス女性への性加害疑惑が報じられた俳優・香川照之（56）のCMの打ち切りが相次ぐ中、「検討中」としていた「パーフェクトサントリービール」のサントリーが2日、10月以降にオンエアする新CMに香川の起用を取りやめたことを明らかにした。

「パーフェクトサントリービール」は、一連の報道があったときにはリニューアルのためにCMを放送していなかった。

広告代店関係者によると、「お酒が関わる騒動だけに、サントリー社内でも起用すべきではないという厳しい声があがっていた」という。

香川は、トヨタ自動車など有名企業7社のテレビCMに出演。性加害報道を受け、2日までにトヨタ、アリナミン製薬、東洋水産、セゾン自動車火災保険の4社が放送の見合わせや契約満了を発表していた。

残る2社も終了となった場合、芸能関係者は「多く見積もれば違約金は数億円に上る可能性も」と指摘している。

テレビ番組では、TBSの情報番組「THE　TIME，」（月～金曜前5・20）の金曜司会を降板。2日の同番組に録画で出演し「多大な迷惑をかけ、本当に申し訳ありません」などと謝罪した。