『約める』なんて読むの?

『約める』なんて読むの?

『約める』なんて読むの?

🤔どうやら、短くしたり出費を抑えたりする時に使う言葉のよう。

例えば、「着物の丈を約める」のようにして使います。

    【約める】
      ↓
      ↓
      ↓
      ↓
      <正解は>
      【つづめる】
  👉「約める」とは
1 短くする。ちぢめる。
2 簡単にまとめる。要約する。
3 倹約する。節約する。
▶出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
「約」には常用漢字表外ではありますがさまざまな訓読みがあります。中でも、読めそうで読めない漢字として時々目にするのが「約やか」と「約しい」です。なんと読むかわかりますか?
  👉なお「約やか」は
① ちぢまって狭く小さいさま。
② 簡略であるさま。また、簡潔で要を得ているさま。
③ むだやぜいたくをはぶくさま。倹約するさま。質素。
④ 態度・気持などがひかえめでつつしみ深いさま。つつましやか。
⑤ こまごまとしているさま。
▶出典元:精選版 日本国語大辞典
   👉「約しい」は
質素なさま。倹約しているようす。
を意味します。
 👉「約」の漢字には
①とりきめ。
②ちかう。ちぎる。
③ちぢめる。短くまとめる。
④ひかえめにする。
⑤おおよそ。ほぼ。
⑥整数でわりきる。
▶出典元:約|漢字一字|漢字ペディア
の意味があります。冒頭で紹介した「約束」は①の意味が、「節約」には④の意味があります。本記事で出題した「約める」や「約やか」は③や④の意味合いが、「約しい」は④の意味がありますね。
そんな「約やか」と「約しい」の読みは「つづまやか」と「つましい」です。
「約」の訓読みにはもう一つ「ちか(う)」もあります。いずれも常用漢字表外の読みなので、日常生活で見かける機会は少ないと思いますが、本記事をきっかけに「約」のさまざまな読みを思い出していただけると幸いです。

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