ガーシー「認めないが…誹謗中傷来るのは当たり前の仕事」 きりたんぽ氏の事件に言及

　「ガーシー」として知られるNHK党の東谷義和氏（50）が3日に配信したライブ配信で、同日に活動休止を発表した登録者数132万人の人気ユーチューバー、きりたんぽ（23）について言及した。

　ガーシー氏は7月27日、自身のインスタグラムで、人気ユーチューバー「東海オンエア」てつやがきりたんぽにキスする動画を公開した。きりたんぽはこの動画について「4年以上前のもの」と釈明したが、これを見たファンから誹謗（ひぼう）中傷、殺害予告などが多く届いたといい、突発性難聴を発症。活動休止を発表し、4日に出演予定だった「EXIA　関西コレクション2022」（京セラD）の出演キャンセルも発表した。

　これについて「国会議員がやることなのか」「違法行為なら暴露に一定の正当性はあるけど、この件は完全なプライベートなのでは？」と批判的な声が相次いでいた。

　ガーシー氏はこの件に対し「きりたんぽの件に関しても、いっぱい（コメントが）きていました。肯定的な意見が9割くらいきてました」と報告。「僕もきりたんぽにDMしました。もちろん返ってきていないけれども」と明かした。

　続けて「僕があの動画を上げたことには、もちろん意味があるんです。自分がされたことに対しての、いわゆる警告としてあれを打ち出しました。もちろん4年前であろうが3年前であろうが関係ないんですよ。やられたことに対してちゃんと、やられたからやり返しますよというスタンスです。あの動画で、2人だけじゃなくほかのユーチューバーにも警告したつもりです。もう俺に関わるな」と警鐘を鳴らした。

　「俺は正義の味方ちゃうから。きりたんぽのファンのやつにもいう、正義の味方ちゃうで。悪党やと何回も言っているし、悪党のままで政治家になった人間やん。だからそれに対して何か言われたところで“ん？”ってだけなんよ」といい「あいつが悪いことしてないなら、謝罪する必要もないし活動休止する必要もないよね。あんなことしたら、自分がほかに何かあると認めていることと一緒」と主張。

　「謝らなかったらええねん、自分が悪くないんだったら。でも彼女謝ったんでしょ？彼女は休止したんでしょ。それが彼女の思いじゃないの。それをいちいち部外者がああだこうだいう必要はない。東海オンエアのてつやは活動続けてるんだから。悪いと思ってないから、それでええねん」と、キス動画の相手についても言及した。

　ガーシー氏は「こうやって顔を出してさらしてやってるんだから、誹謗中傷が飛んでくるのは当たり前の仕事だから。誹謗中傷は認めないけど、誹謗中傷はあると思ってやってる。世界中の人に好かれるなんて思って無いから。それが何で理解できないんだと思う」と持論を展開。「最低限発信する側の人間としての自覚を持っておかないといけない。やっている側の責任。俺は俺の考えを貫いているから」と呼びかけた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/41570b883a7e59d649ad7de031cc7b5a50cd56a5