南野陽子、16年ぶり新曲 「今の時代に私の歌が売れるとはちっとも思ってない」

南野陽子、16年ぶり新曲 「今の時代に私の歌が売れるとはちっとも思ってない」

南野陽子、16年ぶり新曲 「今の時代に私の歌が売れるとはちっとも思ってない」

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1 フォーエバー ★ :2022/05/31(火) 18:30:30.74

歌手で女優の南野陽子(54)の16年ぶりの新曲が、アナログのシングルレコードとして予約販売されている。

 A面が「空を見上げて」、B面が「大切な人」。どちらも自身で作詞した。

南野は、昭和60年にデビュー。女優として「スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説」や「はいからさんが通る」などテレビドラマや映画が大ヒットした。

また、歌手としては「スケバン刑事」主題歌の「楽園のDoor」を皮切りにに「吐息でネット。」など8曲続けてオリコンチャートの1位を獲得するなど、昭和の最後を代表する大人気アイドルだった。

もっとも本人は、「うーん。今でこそね、なんか、アイドルのど真ん中にいたようなことを言われたりしますが、自分では、あんまりアイドルっぽくなかったんじゃないかな、と思っていて…」。意外なことを言い出す。

「私は、他の皆さんと違って?聖子ちゃんカット?もしなかったし、ミニスカートも履かなかった。皆さん15、16歳でデビューしていたけど、私は18歳。同期の中でも浮いていた」

中山美穂、浅香唯、工藤静香とともに「アイドル四天王」と呼ばれるが、「四天王? へ? 何それって感じ」。歌番組で1度だけそう呼ばれた言葉が、後年?発掘?され、1人歩きし始めたのだろうと冷静だ。

「自分は、ただ、ある時期の皆さんの思い出の中にいる役割だと認識していました。あえて職業をいうなら?喜んでほしがり屋?? 皆さんに喜ばれるからヨーヨーを構えたり、はかま姿になったりした」

× × ×

16年ぶりの新曲は、デビュー35周年に合わせるつもりだったが、コロナ禍で予定が崩れた。昨年末に出したCDアルバム「Four Seasons NANNO Selection」にボーナストラックとして収録。どちらも作編曲は萩田光雄(75)。アイドル時代の歌の9割近くの編曲を手がけた大ベテランの作編曲家で、大きな信頼を寄せている。

ファンの要望で、アナログのレコードにもすることになったが、「空を見上げて」という曲名に合わせ、通常の黒ではなく青い盤になる。

「『空を見上げて』は簡単な歌詞だし、覚えやすい歌なので、同世代のおばさま、おじさまたちが通勤や犬の散歩の際に口ずさんでくれたらいいな」

作詞は、アイドル時代から20曲ほど手掛けている。生活の中で見つけた「良い言葉」をメモしてため込む癖があり、それらが作詞に役立った。

× × ×

単にメモ魔なのではなく、「?過去?が大好きなんです」と明かす。トロフィーからポスターの類まで、アイドル時代のグッズを捨てずに保管していた。毎日、写真を撮って日常を記録する習慣もあった。だが、50歳でやめた。「スマホ1台あればなんでもできる。いままで使っていたものが通用しなくなる時代になった」。そう気づき、「過去」の断捨離に転じた。「実家も手放しました」という。

だが、そんななか、自身のレコードやCDは残した。

「私、本当によく聴くんです、昔の自分の歌を。歌うのは苦手だけど聴くのは大好き」

だから、自分の持ち歌は全貌を把握している。昨年末に出したCDアルバムは、新曲の他は、過去の録音から四季に合う曲を8曲ずつセレクトした編集盤だったが、聴き直すことなく選曲できたという。

「いまの時代に私の歌が売れるなんて、ちっとも思っていない」と明かす。

「だけど、自分が新曲を出し、まだやれるんだということを示せば、同世代の励みになるかもしれない。古い歌は、もしかしたら子供たちが親世代を理解する上で手助けになるかもしれない」

次の目標は、デビュー40周年。「きっと、何かやりますよ」。愛称・ナンノ。少年漫画誌の表紙を飾り、昭和の中高生男子を虜にしたのと変わらぬ笑顔を見せた。

2022年5月31日 17時9分 産経新聞
https://news.livedoor.com/article/detail/22258750/

(出典 i.imgur.com)

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