骨捜索専門の警察犬、10日から投入 山梨・道志
山梨県道志村で人骨などの捜索を続けている山梨県警は9日、警視庁の警察犬2頭を10日から新たに投入することを明らかにした。警察犬はシェパードとラブラドルレトリバーで、骨などの捜索について専門的にトレーニングを受けているという。県警が警視庁に支援を要請した。
同村の林道脇の沢付近では頭部の人骨の一部が見つかり、その上流では子ども用の左右の運動靴や片方の靴下、長袖シャツなどに加え、肩甲骨のようなものが発見されている。
県警は人骨の他の部位などが今も周辺に残されているとみており、警察犬の投入で、より効率的に捜すことができるとしている。
9日の県警の捜索では新たな発見物はなかった。10日は警視庁からの応援も含め約50人態勢で捜索する。
村内のキャンプ場では2019年9月に当時小学1年の小倉美咲さん=千葉県成田市=が行方不明になっている。見つかった運動靴やシャツなどが美咲さんが身につけていたものと特徴が一致しており、県警が持ち主の特定を進めている。【渡辺薫、北村秀徳】
毎日新聞
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