【話題】注文したコロッケを9年間待ち続けた結果・・・。

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【話題】注文したコロッケを9年間待ち続けた結果・・・。

 注文したコロッケを約9年もの間待ち続けたTwitterユーザーの元に、ついに念願のコロッケが届き、「良かった…本当に良かった」「我が事のように嬉しい」「映画化不可避」とお祝いや感動の声が寄せられ話題になっています。コロッケへの熱量がすごい

【画像】コロッケを食べる様子

 林野さんがコロッケを注文したのは2013年9月。そのコロッケとは、兵庫県高砂市にある大正15年創業の老舗の精肉店「旭屋」が、1日200個&通販限定で販売している「神戸ビーフコロッケ『極み』」。地元で収穫された糖度が非常に高い男爵いも「レッドアンデス」と選び抜かれた最高級の神戸ビーフを使用した、幻の神戸牛コロッケです。なお、店舗限定の同名コロッケとは別物。

 当時“7年半待ち”だったコロッケ。林野さんは、それからほぼ毎年のように「何回もよし地元に帰ろうとしてたけどこのコロッケ受け取るまでは東京で頑張ろうって思ってるんだ…」「二年前に注文したコロッケはあと6年後に届くらしい 楽しみ」「4年前に注文したコロッケがあと4年後に届く」と待ち望むツイートを投稿。

 続く2019年にはサイトのお知らせを見て「2013年9月に注文した私のコロッケもうすぐ届く!」と興奮し、「コロッケ待ってる間に上京して引っ越し2回して結婚しました これはただのコロッケではなく人生」と、コロッケを待ち続けた日々を振り返り感慨深い気持ちに……。しかしこの時、コロッケに対する時間感覚がバグっていることもあり、「もうすぐ」とは言いつつ届くのはまだ先でした。さらに2年後の2021年、悲しいことにジャガイモの不作によって発送が遅れており、まだ届いていないことを報告していました。

 ちなみにこの頃林野さんは、もはや“概念”と化している「極みコロッケ」をまさかの追加注文。こちらのお届け日は「2040年8月の出荷予定」となっています。

 そして注文日から約104カ月が経った2022年4月末、ついに「私の極みコロッケ本当に発送されてる」と、コロッケの接近を確認。その後、ただ一言「9年前に頼んだ私のコロッケ、届いた」とつぶやいたツイートは20万を超えるいいねを集めました。また配達日は、偶然にも結婚記念日と重なったのだとか。これを奇跡と言わずしてなんと言おうか。

 では気になるお味の方はどうだったのでしょうか……? 約9年間「極みコロッケ」の到着を待ち続け、先日食べることが叶った林野さんにお話を伺いました。

●ついに届いたコロッケ

――「コロッケを7年半待つ」というのはどんな気持ちでしたか……?(※実際はジャガイモの不作の影響もあり約9年)

林野 待ち時間がとても長いので、生きてるだけでそのうちコロッケが届くのはラッキーだなという気持ちで待っていました。現在の納品状況がネットで確認できるので、少しずつ自分の番が近づいてくるのを確認すること趣味としていたところもあります。植物を育てるような楽しみがありました。

――「上京するとき注文して受け取るまでは絶対に帰らないと誓った」とありましたがこれは本当ですか?

林野 昔の話でお恥ずかしいのですが本当です……。当時はやりたい仕事のために無一文で無理やり上京しておりまして。日々かなり不安定でギリギリな生活をしていたため、あと何年間夢を追うかの期限を決めないといけないなと漠然と思っていた時期でした……。

 その頃にこのコロッケの話を知り、当時はコロッケを買うお金もなかったのですが『7半年後までにコロッケ代を払えるようになる』ということと『7年半はこの地で仕事を頑張る』という2つの目的をコロッケを注文することで設定しました。もちろん純粋においしそうだったので食べたかったのもあります!

――味はいかがでしたか

林野 ひいき目なしで人生で食べたコロッケの中で一番おいしかったです。一緒に食べた人たちもとてもおいしいと驚いていました! 具がかなりトロトロで、中に入っている牛肉は大きいのに柔らかいのでほぼ飲めました。クリームコロッケぐらい柔らかかったです。

・・・・・

 極みコロッケは、注文の殺到により2016年に「13~14年待ち」となって一時新規注文を中止していましたが、ユーザーからの声を受けて現在は販売を再開。5月1日現在は「約30年待ち」であり、日々壮大なドラマを生み出しているようです。

画像提供:林野(@hayasino)さん

コロッケを待つ林野さんの当時の投稿。各投稿の間にもコロッケを楽しみにするツイートがみられます

(出典 news.nicovideo.jp)

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