若い人でも騙される、振り込め詐欺の実態

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若い人でも騙される、振り込め詐欺の実態

 岐阜県高山市で、24歳の男性会社員530万円をだまし取られたことが判明。その手口に驚きが広がっている。

 警察によると、男性は3月15日携帯電話に「インターネット利用料金が未納」とするショートメールを受信。この内容を信じてしまい、記載された番号に電話をかけてしまう。すると、10万円をATMで振り込むよう促され、指定された口座に入金した。

 ​>>64歳女性、「9億円生前贈与をする」というメールを信じ430万円騙し取られる<<​​​

 その後、男性の電話にセキュリティ協会と称する人物から、「携帯電話ランサムウェアに感染しているので保険に入った方がいい」などと電話が入る。男性はここでも不審に感じることなく、言われた通りに3月30日までに計15回、総額530万円を振り込んでしまった。

 3月30日に警察官を名乗る人物から電話があったことで、不信感を持った男性が警察に連絡。詐欺が発覚した。現在のところ、犯人の特定など詳しい捜査状況はわかっていない。詐欺は高齢者がターゲットになりやすいが、今回は24歳の男性が引っかかってしまった。

 今回のように、「料金が未納」などと連絡先が記載されたショートメールを送り、連絡してきた人物から金を取るという事件に引っかかる事案は多々発生している。直近では、千葉県柏市の30代男性が同様の手口に引っかかり、1160万円をだまし取られる事件が発生した。若い層であっても、引っかかる人は引っかかってしまうという現実がある。

 「有料サイトを見ていないのに、未納料金を請求されることはありません。そもそも有料動画サイトで、料金未納にも関わらず見られるということはない。今は、ネットで電話番号を検索すれば詐欺電話であることがわかりますし、得体が知れない場合は、官公庁の消費者相談センターもあります。ショートメールでの料金請求は基本的に詐欺だと思って無視してください」(事件記者)

 詐欺被害に引っかからないよう、十分注意してもらいたい。

画像はイメージです

(出典 news.nicovideo.jp)

特殊詐欺(とくしゅさぎ)とは、被害者に電話をかけるなどして対面することなく信頼させ、指定した預貯金口座への振込みその他の方法により、不特定多数の者から現金等をだまし取る犯罪の一種 である。 振り込め詐欺(ふりこめさぎ)とは、電話やはがきなどの文書などで相手をだまし、金銭の振り込
68キロバイト (9,287 語) – 2022年3月26日 (土) 11:13

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