ロシアが「人道に配慮しウクライナ停戦を求める決議案」を安保理に提出 英国が激怒

ロシアが「人道に配慮しウクライナ停戦を求める決議案」を安保理に提出 英国が激怒

ロシアが「人道に配慮しウクライナ停戦を求める決議案」を安保理に提出 英国が激怒


(出典 thumb.photo-ac.com)

1 インターフェロンβ(SB-iPhone) [QA] :2022/03/16(水) 14:39:08.87

 ウクライナ危機をめぐり、ロシアの国連代表部は15日、人道支援に関する独自の決議案を安全保障理事会に提出した。国際人道法の尊重などを盛り込んでいるが、当事者であるロシアには一切触れていない。英国などが反発しており、採択の可能性は低い。

 ウクライナでの人道支援をめぐっては、フランスとメキシコが「敵対行為の即時停止」などを求める決議案の採択に向けて調整を進めてきた。しかし、ロシアの拒否権行使が見込まれることから、両国は国連総会での採択を目指す方針を明らかにしている。

 毎日新聞が入手したロシアの決議案は「民間人の避難のために、交渉による停戦を求める」としているが、即時停戦は求めていない。

 英国のウッドワード国連大使は同日、ツイッターに「人道的な言葉の裏に明白に隠されていることがいくつかある。戦争犯罪を行っているのはロシアだ。病院を空爆しているのもロシアだ」などと批判。「この危機はロシアが生んでいると認めない決議案には断固として賛成票は投じない」と投稿した。

 毎日新聞が入手したフランスとメキシコが調整していた安保理決議案では「領土保全や政治的独立に対する武力の威嚇や行使を慎み、紛争を平和的な手段で解決することを想起する」などと記され、一方的な軍事侵攻を続けるロシアを念頭に置いている。

 ロシアのネベンジャ国連大使は、ロシアを非難する表現は含まれるべきではないとの考えを記者団に示し、独自案を提出したと説明した。ただ、採択の可能性は低くても独自案を提出したのは「ロシアも人道問題に配慮している」などと強調するためとみられる。

 安保理決議を採択するには、米露英仏中の常任理事国が拒否権を行使せず、9カ国以上が賛成することが条件になる。【ニューヨーク隅俊之】

https://news.yahoo.co.jp/articles/5fc72ef02dca7b4198e06960c3469382427f8e20

続きを読む

続きを見る(外部サイト)

話題カテゴリの最新記事