大坂なおみ メンタルの課題変わらず、観客のヤジに泣き出してしまう

大坂なおみ メンタルの課題変わらず、観客のヤジに泣き出してしまう

大坂なおみ メンタルの課題変わらず、観客のヤジに泣き出してしまう

頑張れなおみ!

1 爆笑ゴリラ ★ :2022/03/14(月) 06:18:23.31

3/14(月) 5:15配信
東スポWeb

涙が止まらなかった大坂なおみ(ロイター)

 涙の〝深層〟とは――。女子テニス世界ランキング78位の大坂なおみ(24)はBNPパリバ・オープンのシングルス2回戦(12日=日本時間13日、米カリフォルニア州インディアンウェルズ)で、同24位のベロニカ・クデルメトワ(ロシア)に0―6、4―6でストレート負け。試合中のヤジに心をかき乱されて涙を見せ、終始思うようなプレーができなかった。いったい、元女王に何が起きていたのか? 長年にわたって大坂を見てきたDAZNテニス中継の解説者・佐藤武文氏が分析した。

 思わぬ〝敵〟にペースを乱された。第1セットの第1ゲーム終了後に女性の観客から「あなたは最低!」とのヤジが飛び、大坂は「試合を止めて。あの人を外へ追い出して!!」と主審に猛アピール。0―2となった第3ゲームには、サーブを打つ前に泣きだした。

 試合後はコート上のインタビューで「観客のヤジに悩まされた。ヤジを言われた時、映像で見たこの大会(2001年)でのビーナスとセリーナ(ウィリアムズ姉妹)がヤジを受けたシーンを思い浮かべてしまった。そのシーンが何度も何度も頭の中で繰り返されてしまった」と言い、再び涙を流した。

 大坂にとっては18年大会でツアー初優勝を果たし、飛躍のきっかけをつかんだ思い出の地。一方で、すでにグランドスラムで4勝をマークしているとはいえ、昨年は会見拒否、うつ告白に加え、試合中のラケット投げなどメンタル面で低迷した。長期休養で出直しを図ったが、精神面の課題は解消できていないのか。

 再浮上を狙った一戦での悲劇に、佐藤氏は「アンラッキーでした。米国は特に(試合が行われた)夜はすごいヤジが飛びます。(お酒を)飲んでいる人が多いので。コロナ前であればザワザワしているので、ヤジがかき消されることもありますが、コロナ禍で普段ならかき消されていたヤジが聞こえてしまったのだと思います」と分析。皮肉なことに、ヤジが聞こえやすい条件が整ってしまったようだ。

 ただ、どのスポーツでもヤジはつきもの。大坂がランキング上位に再浮上するためには避けては通れない。佐藤氏は「彼女はこういうことに関してはものすごくナーバスになってしまう部分はありますが、この点は守られないといけない権利ですし、彼女の陣営も大会側にちゃんと問題提起をしないといけないと思います」と指摘する一方で、ヤジに対処するための〝ポイント〟を挙げた。

「1996年のウィンブルドン選手権の準決勝では伊達公子さんと対戦したシュテフィ・グラフさん(ドイツ)が接戦を繰り広げている際に、男性ファンから『結婚してください』というヤジを受けました。すると、グラフさんは『お金はいくら持ってるの?』と言い返して、会場が大笑いに包まれて展開が変わったこともあります」

 グラフさんの有名なエピソードを改めて挙げた上で「気にしないことは彼女にとって一番苦手な部分だと思いますので、まともに受け止めるよりも、予想を上回る返しができたら、新しい感じになるのではないでしょうか」と提言した。

 ヤジを真に受けるのではなく、ひと息入れるタイミングととらえれば、気持ちも楽になるというわけ。女王への返り咲きへ向けて、乗り越えるべき課題はまだまだ多そうだ。


(出典 newsatcl-pctr.c.yimg.jp)

https://news.yahoo.co.jp/articles/f77f7dbff4ff89c0b1ecbb3e50cd9d043203a966

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