【難民】ロシア人もウクライナ人も亡命希望、メキシコ経由で米国へ殺到

【難民】ロシア人もウクライナ人も亡命希望、メキシコ経由で米国へ殺到

【難民】ロシア人もウクライナ人も亡命希望、メキシコ経由で米国へ殺到

1 かわる ★ :2022/03/11(金) 20:08:00.00

メキシコを目指すロシア人、ウクライナ人が増えつつある。そこでスクラップ同然の車を買い、国境を越えて米国に入り、亡命を申請する。

<国境に殺到するロシア・ウクライナ移民>

ロシアのプーチン大統領は、戦争に反対する抗議参加者を拘束し、独立系報道機関を閉鎖することにより、国内反体制派に圧力をかけている。西側諸国による強力な経済制裁はすでにロシア国民に打撃を与えており、出国への圧力はさらに高まっている。

ウクライナとロシアの移民希望者は、亡命申請のためにメキシコ経由で米国南部国境を目指す方法について、ソーシャルメディア上でノウハウを共有している。

ロシアの反体制派であるドミトリー・ズバレフ氏は、昨年その長旅を決行した。人権派弁護士であるズバレフ氏は、以前、大統領選挙に出馬した野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の選挙運動を支援した。ナワリヌイ氏は現在獄中にあり、彼の組織がロシア当局によって「過激派」と認定されたことを受け、反体制派に対する弾圧強化を恐れたズバレフ氏は国外に逃れた。

ズバレフ氏が語ったその足取りはこうだ。2021年6月にメキシコ・カンクン行きの航空機に乗ってモスクワを離れ、その後、米国国境のティファナへと飛ぶ。そこで他の移民11人と共にミニバンに乗り込んだ。米国との国境を越えた直後に亡命を求め、釈放されて亡命申請の手続きを進めている。現在コネチカット州で暮らすズバレフ氏は、多くのロシア人が後に続くだろうと予想している。

「抑圧はますます強まっており、戦争反対を叫ぶために街頭に出た人々はとても酷い扱いを受けている」とズバレフ氏は語った。「国内の悲惨な状況から逃れるため、難民という道を選ぼうとする人は増えるのではないか」

ズバレフ氏の件についてロシア政府にコメントを求めたが、今のところ回答は得られていない。

駐米ロシア大使館はメールによる声明の中で、サンディエゴ付近のメキシコ国境でロシア国籍と称する人々が「拘留」されていると表現。「非常に懸念を抱いている」として、被拘留者の身元を確認するために米国務省に連絡を取ったという。

同省にコメントを求めたが、今のところ回答は得られていない。

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