【悲報】プーチン大統領、ウクライナ国民に歓迎されると本気で思い込んでいた模様

【悲報】プーチン大統領、ウクライナ国民に歓迎されると本気で思い込んでいた模様

【悲報】プーチン大統領、ウクライナ国民に歓迎されると本気で思い込んでいた模様

1 風吹けば名無し :2022/03/09(水) 17:23:47.84

ロシア軍に詳しいキエフ出身の米シンクタンク海軍分析センター(CNA)ロシア研究プログラム部長、マイケル・コフマン氏は英シンクタンク、王立防衛安全保障研究所(RUSI)のオンライン講演会でロシア軍の初期のパフォーマンスが戦前の予想をはるかに下回った理由をこう分析した。

「大きなポイントは2つある。まず統合した作戦が行われなかった。この作戦の背後には2014年のクリミア併合を大型バージョンで再現しようという計算と仮定があった。ロシア軍は戦闘を回避して、2~3日のうちにウクライナの政権交代を実現するつもりだった。私たちが予想していたような合理的な軍事作戦や兵力投入は初期の段階では行われなかった」

「2つ目は、ロシア軍は戦争のための準備をしていなかった。軍事作戦なしにウクライナへの全面侵攻を始めた。そして部隊にも伝えていなかった。下級将校が知ったのはせいぜい前日の夜だったのは明らかだ。兵士に演習だと嘘をついてウクライナに侵攻させた。これは士気に関わる問題だ。多くの兵士が完全に機能する装備を放棄して逃げ出した」

ロシア軍は、道路網の要衝にある街を押さえて主要都市を孤立させれば作戦は成功すると考え、進軍した。しかしウクライナ軍の猛烈な反撃にあって「ロシア軍は鼻血を流した」とコフマン氏は表現した。ロシア軍は物資を3日分しか準備していなかったため、4日目には兵士がウクライナ各地のスーパーに買い出しに走った。

先陣が先に進みすぎているため、補給が追いつかない。ロシア軍の戦車、装甲車、牽引砲からなる60キロメートル以上の隊列がキエフに向け進軍を始めたものの、燃料や食料、水不足で立ち往生し、ウクライナ軍に狙い撃ちされている。2~3日置きに攻撃を止めて、作戦の立て直しを図らざるを得ないのがロシア軍の実情だ。

ウクライナのセルギー・キスリツァ国連大使は国連総会で、一人のロシアの若い兵士のメッセージを読み上げた。兵士は「まだ演習に出かけているの」と尋ねる母親に「今、私が望む唯一のことは自殺することだ。ママ、僕はウクライナにいる。これは本当の戦争なんだ。怖い、みんなに発砲している。民間人にも」と答えた。

そもそも作戦が軍事戦略ではなく、政治的な思い込みに基づいて立てられたことに問題がある。「ウクライナは国家ですらない。ロシア軍がキエフに入れば、ナチズムの圧政に苦しむ市民は歓声で迎え入れる。ゼレンスキー政権はすぐ崩壊する」というプーチン氏の願望を前提に作戦は立てられた。

https://www.newsweekjapan.jp/kimura/2022/03/post-141.php

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