【箸休め】核兵器ってボタン式なの?

【箸休め】核兵器ってボタン式なの?

【箸休め】核兵器ってボタン式なの?


(出典 4.bp.blogspot.com)

1 テノホビル(東京都) [US] :2022/03/08(火) 20:34:58.68

「核のボタン」露の本気度 勝利目的よりも〝警告〟に使う考え方 われわれとは違うプーチン氏の思考 「荒唐無稽ではない」小泉悠氏が分析
3/8(火) 17:00
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夕刊フジ

ロシア軍は4日、ウクライナ南部にある欧州最大級のザポロジエ原発を砲撃した。見境のない攻撃を命じるプーチン大統領は、核戦力も「特別態勢」として欧米諸国を威嚇するが、脅しにとどまらず、本当に使うことはあるのか。ロシアの軍事・安全保障政策に詳しい東大先端科学技術研究センター専任講師の小泉悠氏は「荒唐無稽ではなく、危険な状態だ」と指摘する。

ロシア国防省は2月28日、ショイグ国防相がプーチン氏に対し、ロシア軍の戦略核兵器部隊が戦闘態勢に入ったことを報告したと発表した。

プーチン氏は「ロシアに干渉したり、脅威を与えたりする者は歴史上、前例のない結果を迎えることになる」と核兵器の使用を示唆するような発言も繰り返している。

ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によると、昨年1月時点のロシアの核兵器保有数は、解体待ちを含めて推定6255発で、米国の5550発を上回り世界最多だ。大陸間弾道ミサイル(ICBM)や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)など遠く離れた相手国を標的にする戦略核弾頭2585発、局地戦での使用を想定した短距離ミサイルなどの非戦略核弾頭1910発をそれぞれ保有している。

とはいえ、プーチン氏が実際に核のボタンまで押すことはないと思いたいが、小泉氏は「荒唐無稽ではなく、危険な状態だ」と語る。

その背景には、「エスカレーション抑止」と呼ばれるロシア側の核戦略理論の2つのシナリオがあると解説する。

「1つはロシアが負けないうちに戦争を終わらせるために限定的に使う場合、もう1つは米国など有力国の参戦を牽制(けんせい)する場合だ。戦闘に勝利する目的ではなく警告するために核を使うという考え方がある。米国側も核戦略文書に対応を明記し、威力を抑えた核弾頭を潜水艦発射ミサイル『トライデント』に搭載し、撃ち返せるよう配備した。核の応酬が起きると予想される思想も能力もある」

小泉氏の分析によると、ロシアの比較的新しい核戦力には、極超音速滑空弾頭「アバンガルド」が実戦配備されているほか、弾道ミサイルを搭載できるボレイ級原子力潜水艦などがあるとみられる。過去に注目されていた大型ICBM「サルマート」は開発が遅延しているとみられるほか、実験段階のものもあると推定される。

具体的にはどのような手法が考えられるのか。小泉氏は「核戦争を回避するため非核の巡航ミサイルで脅し、心理的ダメージの低いポーランドにある米軍のミサイル防衛システムに1発発射することも想定される。もしくは、核弾頭はミサイルに搭載する数や核融合反応の度合いなど調整も可能なので、威力の小さい核弾頭を人のいない海上に落とすケースがある。いずれも標的は読めない」と指摘する。

威力が小さいにせよ、核が実戦で使われた場合、その衝撃は計り知れない。欧米の核保有国が報復に出ることになるのか。

以下ソース
https://news.yahoo.co.jp/articles/f483aa2ba70f13161752327919b61b54b744cab5

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