音羽が48-フォーエイトから脱退。その理由とは…

人気クリエイターグループ「48-フォーエイト」が、2月15日にYouTubeチャンネルを更新。

TikTokやYouTubeで絶大な人気を誇るグループから、音楽担当の音羽が脱退することが発表された。

音羽が脱退へ

48-フォーエイトは、リーダー・こたつを含む男女8人で構成されたグループ。

15日に投稿された『フォーエイトからお伝えすることがあります。』では、こたつがひとり登場し、1カ月以上、音羽が動画に出演していないことに「多大なる心配とご迷惑をかけてしまい申し訳ありません」と謝罪した。

「音羽には、誹謗中傷のことがキッカケで、1カ月以上休養をとってもらっています」と続けると、その間音羽と話し合いを続けてきたと告白。

しかし、「音羽が活動を復帰することは難しく、脱退するという決断に至りました」と、音羽の脱退の経緯を説明した。

なお、音羽には体調を回復させることを優先してもうため、SNSから距離をとってもらっていると述べている。

全国ツアーを予定していた

今回の決断に「フォーエイトにとって音羽という存在は大きく、今まで戦ってきた仲間としてこのような決断になってしまったことをすごく悔しく思います」と、心境を吐露したこたつ。

今年の1月には全国ツアーを発表する予定だったとし、「この状況じゃ全国ツアーに全力を注ぐことがあまりにも難しい」ことから、白紙に戻したことも明らかにした。

メンバーも心の整理がついていないこともあり、今後は一時的に毎日投稿をやめ、気持ちを整理する時間を設けるとのこと。

フォーエイトとして「これからも笑顔を届けていきたいという気持ちは一切変わっていません」と述べており、「温かく見守っていただければなと思います」と締めくくった。

今後も音楽活動を継続

音羽は2月15日、Twitterで脱退を報告する文章を公表。

「自分としても大好きなメンバーとまた笑顔で動画を撮りたいという気持ちは勿論あったのですが、気付けば日を増すごとに“YouTuberとして活動すること”自体が難しく感じるようになっていました」と、活動再開に至らなかった胸の内を明かした。

今後については「次のことは何も考えられていません」と前置きしたうえで、「自分にとって息をすることと同じくらい大切な“音楽”だけは、決してやめる事はありません」と、休養後は音楽活動を続けていくとした。

メンバーに向けては「貴方達に出会ってからは毎日が非日常で、色鮮やかで、幸せでした」と言葉を綴り、ファンに向けて「今まで約2年半、フォーエイトの音羽として応援してくださり、本当にありがとうございました。いつかまた、どこかで、必ず。」と再会を誓った。

誹謗中傷の発端は「お、お、音の呼吸だ」？

フォーエイトは昨年12月18日に『【MV】TikTok Winter 2021【TikTokメドレー】』と題した動画を投稿。そのなかで音羽は「お、お、音の呼吸だ」というフレーズを担当していた。

「音の呼吸だ」は、大人気アニメ『鬼滅の刃』に登場する音柱・宇髄天元の呼吸法で、なぜこのフレーズが歌詞に入ったのか理由は明らかになっていないが、SNSでは音羽のこのフレーズを切り取った動画が多数投稿され、「原曲をバカにしているのかと思うほど痛い曲」「この曲ダサすぎwwww」などのコメントが相次いでいた。

SNSでのこのような動きを受け音羽が苦言を呈したところ、音羽が炎上。この炎上が脱退に繋がったと考えられている。

音羽はこれまでもアイドルグループに楽曲を提供するなど、個人でも精力的に音楽活動を行ってきた。グループからは脱退することになったが、今後もまた音楽でファンを喜ばせてくれるだろう。