【速報】NASA「2020年代中に月面に原子力発電所を作る」

【速報】NASA「2020年代中に月面に原子力発電所を作る」

【速報】NASA「2020年代中に月面に原子力発電所を作る」

1 パスツーレラ(愛知県) [US] :2022/02/08(火) 22:05:13.28

NASAが月面に原子力発電所を建設へ 中国も100倍出力で追随、安全性は
2022年2月8日 17時33分 Newsweek日本語版

■月面での探査活動に用いるため、NASAは今後10年内に小型の原子炉を月に設置する
宇宙探査で用いられる電源のひとつに、太陽光発電がある。しかし月面においては、必ずしも最適なエネルギー源とはいえないようだ。
月の夜は地球時間で14日間ほど続き、このとき発電は停止してしまう。探査活動の拡大に伴い、太陽光に頼らず常時稼働できる電源の確保が急務となっている。
そこで白羽の矢が立ったのが、原子力エネルギーだ。米エネルギー省管轄の原子力研究機関である国立アイダホ研究所(INL)は2021年11月19日、
月面における原子力発電システムの設計パートナーをNASAと共同で公募するとの声明を発表した。INLは声明のなかで、NASAの月面ミッションに用いるべく、
「太陽に依存しない、高耐久かつ大容量の電源」を2030年までに建設したいと述べている。

計画中のシステムは核分裂地表発電システム(FSP)と呼ばれ、一般家庭数軒分の電力に相当する10キロワットを供給する。このシステムを4つ建設することで、
最低でも設置から10年間にわたり、月や火星での「強力なオペレーション」に必要な電力を賄うことができるという。

今回の計画は、すでに終了したキロパワー計画の後釜となるものだ。同計画のもと、NASAと米エネルギー省は2018年、真空状態下で原子炉を稼働させるテストを行なっている。
実験は地上のラボに設けられた真空チェンバーのなかで行われた。小型の炉心のなかで高濃縮ウラン燃料を反応させ、生じた熱をナトリウム製の導熱パイプを
通じて取り出す。この熱によりスターリングエンジンと呼ばれる内燃機関内のガスの体積を変化させ、核分裂反応から電力を得ることに成功している。

このたび設計案の公募がはじまった月面での原子力システムは、この成果を引き継いだものだ。宇宙ポータルの『Space.com』は、いかにサイズを抑えるかが
設計の鍵になるとみる。少なくとも部品の状態でロケットによる打ち上げ可能なサイズとすることが求められており、最大サイズは長さ約4メートル、
直径約6メートル以下でなくてはならない。また、原子炉の総重量は6トン以下という制限がある。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/02/nasa100.php

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