1年間、身代わりになってくれた、お猿さんに感謝!『奈良 庚申さん』

1年間、身代わりになってくれた、お猿さんに感謝!『奈良 庚申さん』

1年間、身代わりになってくれた、お猿さんに感謝!『奈良 庚申さん』

天台宗。日本三庚申、京都三庚申。 粟田口庚申堂 尊勝院(東山区粟田口三条坊町) – 青蓮院門跡(天台宗)の院家。京都三庚申。 猿田彦神社 (京都市上京区)(上京区上御霊前町) 尭山山金輪院(小泉庚申堂)(大和郡山市小泉町) – 大和国の庚申信仰の本山、天台宗。 庚申堂(ならまち庚申堂、庚申さん)(奈良市西新屋町)
16キロバイト (2,342 語) – 2021年7月27日 (火) 05:20

庚申堂(こうしんどう)は、奈良市のならまちの中心にあり、「庚申さん」と呼ばれる。庚申信仰の奈良の拠点であり、青面金剛像を祭祀する祠であり、西新屋町の会所を兼用する。
幕末か明治頃の堂建物がかつてあったが老朽化して、平成時代に建て替えられた。間口2間、奥行2間半、切妻造平入、本瓦葺で、敷地建ぺい率100パーセントで建つ。正面は全面格子戸で、8畳の座敷に須弥壇を置き、中央に青面金剛像、左右に吉祥天女像と地蔵菩薩像を祀る。
また、青面金剛の使いの猿を型どったお守りは、魔除けとして、町内の家々の軒先に吊るされている。大きいのが大人、小さいのが子供とされ、家族構成に合わせて吊るされている。
また、町内から転出した家族の分の猿は、庚申堂に預けられて、転出者と町との精神的な絆を保っている。町内の住民の災いを代わりに受けることから、「身代わり猿」と呼ばれ、また、帯の背中部分に願い事を書いて吊るせば願いが叶うとされ、「願い猿」とも呼ばれ、赤い小さい座布団の四隅を折り曲げて結びつけ、1つの間に丸い頭を付けたもので、手足をくくられた猿が頭を垂れて体を屈曲させた姿を表す形で、帯以外は大和小泉庚申堂や八坂庚申堂のくくり猿の形状と同様である。

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