『美女と野獣』新作ミュージカル、ベル役に黒人で肥満の女性を抜擢 新たなベルが誕生

『美女と野獣』新作ミュージカル、ベル役に黒人で肥満の女性を抜擢 新たなベルが誕生

『美女と野獣』新作ミュージカル、ベル役に黒人で肥満の女性を抜擢 新たなベルが誕生

えー!タイトルと違う

1 Anonymous ★ :2021/12/17(金) 11:47:06.16

https://kaikore.blogspot.com/2021/12/lgbtq.html?m=1


(出典 i.imgur.com)

物語に出てくるお姫様は小柄で細い白人の女性、そんな人々が期待する美の基準を打ち砕く『町でいちばんの美女』が現れた。 The most gorgeous girl in town (町でいちばんの美女): 映画「美女と野獣」の序盤で流れる挿入歌「朝の風景」内のガストンのセリフ

”The most beautiful girl in town. That makes her the best. And don’t I deserve the best?” (彼女は町1番の美女だ。だから彼女は最高なんだ。それに僕なら最高の女に見合うだろ?)

フランスの民話を元にした1991年のディズニーアニメーション映画『美女と野獣』のベルと聞くと誰もが黄色または青のドレスを着た小柄で細身の白人女性と考えるはずだ。2017年に実写化された際にエマ・ワトソンが演じたことから彼女を思い浮かべる人も多いだろう。

しかし現在メリーランド州のオルニー・シアター・センターで上演されているディズニーの新作ミュージカル『DISNEY’S BEAUTY AND THE BEAST』でのベルは違う、演じるのはクィアでプラスサイズの黒人女性であるジェイド・ジョーンズだ。

クィア: 性自認や性的指向がLGBTのどれにもにあてはまらない性的マイノリティ。実際はクィアは性的マイノリティの総称としても用いられるのでLGBTや性的マイノリティの代わりにクィアと言っても問題はない

画像

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上演開始と共に口コミで話題となったこのミュージカルは米国のニュース専門放送局であるMSNBCがこれを特集した記事を投稿したことで巨大な反響を呼んでいる。

ディズニーの古典作品にクリエイティブなひねりを加えたのは監督であるマーシャ・ミルグロム・ドッジだ。彼女はミュージカル界の最高峰の作品や俳優に与えられるトニー賞にノミネートされたこともある舞台監督でジェイド・ジョーンズの起用についてこのように語っている。

「この物語は遥か昔に作られたおとぎ話ですが私は現代的な価値観のレンズを通して見ることで今の観客に向けた脚本を書き上げました。ですからこの作品は現代の物語を語っています。そしてその現代性の中核となっているのが今回のベルです」

「また黒人女性がサイズ2のドレスのレプリカを着ているだけではただの “黒人のベル” に過ぎません。プラスサイズのベルにしたのはそうすることで全ての小さな女の子が、自分たちがお姫様になることを夢見ることができるようになるからです」

サイズ2:Mサイズに相当
プラスサイズ:特大サイズ、肥満向けサイズ

本作のベルは、彼女を演じているジェイド・ジョーンズ本人がそうであるように、知的で面白く機知に富み、そして情熱的なキャラクターとなっている。ベルの性格はアニメーション版よりもはるかに勇ましいものになっており衣装も現代的なアクセントが加えられている。

キャラクターや脚本をディズニーの『美女と野獣』から大きく異なるものにすることにはリスクが伴ったがその賭けは報われたようだ。

今回の試みを応援する声や革新的と称賛する声、新たな “美しいベル” を祝福する声が世界中から寄せられた。

続く
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