【ソウルフード】『五島市かんころ餅』
かんころもち(漢字表記「甘古呂餅」は登録商標)は、半茹でにしたサツマイモを混ぜこんだ餅の一種。長崎県五島列島の郷土料理、和菓子の一つである。九州・沖縄地方、長崎県の地域ブランド。 五島市・西海市・佐世保市などを中心に長崎県内各地で製造されている。 かんころは、五島
5キロバイト (743 語) – 2020年12月4日 (金) 06:51
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ご当地(五島地)の名産品!五島でかんころ餅を作ろう! – 冒険する長崎プロジェクト
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もっちり、ほくほく、昔おやつ。
近世の甘藷(かんしょ、さつまいも)伝来以降、五島列島には甘藷が根付いており、甘藷を薄く切り、天日で干した「かんころ」と呼ばれる干し芋、
「かんころ」と「お餅」を搗いた「かんころ餅」という餅菓子は五島列島のシンボルでありソウルフードです。
かつて満足にお米を食べられなかった時代があり、その時に作られたと言われています。
冬の間の保存食・正月用の食べ物として作られていましたが、今では日常食として食べられるようになりました。
家庭やメーカーによって作り方は異なりますが、一般的な製造工程は次の通りになります。
①スライスしたサツマイモを蒸した後、カラカラになるまで天日干しにします。これが「かんころ」と呼ばれるもの。
②かんころを蒸して、再度柔らかくしてから、もち米をあわせ、水飴を入れた後、一緒に搗いて出来上がり。水飴を入れることでほんのりと甘く、柔ら
かさが長持ちするそうです。
そのまま食べてもよし、少し固くなった場合は薄くスライスした後、トースターやフライパンでサッと炙って召し上がれ。噛めば噛むほど柔らかさが増し、サツマイモの優しい甘さがにじみ出て、お腹も心も満たされます。お菓子でもご飯でもない、いつでも気軽に食べられる「日常食」です。