日本の平均賃金は上がらないが、上がった韓国は何が違うか ?

日本の平均賃金は上がらないが、上がった韓国は何が違うか ?

日本の平均賃金は上がらないが、上がった韓国は何が違うか ?

◆2021年9月29日に公表された国税庁の「令和2年分民間給与実態統計調査結果」によると、2020年の日本の平均給与は433万円となり、前年比0.8%の減少となりました。
調査対象は日本の民間企業で働く給与所得者(正社員、非正社員、役員)です。

>0\n"”>NO.10052445

給料上がらない日本と上がった韓国は何が違うか さまざまな指標で韓国が日本を上回る
給料上がらない日本と上がった韓国は何が違うか さまざまな指標で韓国が日本を上回る
2000年頃以降、日本は円安政策をとった。その結果、企業の利益が増えて株価も上昇したが、GDP(国内総生産)は増えず、賃金(給料)も上がらなかった。

他方、韓国は、通貨安を求めず、品質の向上を図った。その結果、輸出が増えただけでなく、貿易黒字が増え、GDPが増えて、賃金が上がった。

韓国の今後の課題は、高い外需依存から脱却して、産業構造の情報化を進めることだ。昨今の経済現象を鮮やかに斬り、矛盾を指摘し、人々が信じて疑わない「通説」を粉砕する──。野口悠紀雄氏による連載第58回。

■さまざまな指標で韓国が日本を上回る
韓国の賃金が日本を抜いた。

OECDが公表しているデータによって2020年のデータを見ると、日本は3万8515ドルだ。

それに対して、韓国は4万1960ドルである。

こうなるのは、日本経済が長期にわたって停滞を続けているのに対して、韓国経済が高成長を続けているからだ。

2020年の1人当たり名目GDPを2000年と比べると、韓国は285.2%増だ(つまり、3.85倍になった)。

それに対して日本は、わずか2.9%の増加でしかない。

比較にならないほどの違いがある。

【日時】2021年12月12日 10:00
【ソース】東洋経済オンライン
【関連掲示板】

続きを読む

続きを見る(外部サイト)

雑学・ネタカテゴリの最新記事