【ソールフード】『新庄市のとりもつラーメン』

【ソールフード】『新庄市のとりもつラーメン』

【ソールフード】『新庄市のとりもつラーメン』

新庄市(しんじょうし)は、山形県の北東にある市である。 江戸時代は新庄藩が置かれ、戸沢氏6万石の城下町であった。一方で羽州街道の宿場町でもあり、市南部の本合海集落は最上川水運の主要積出港であった。磐根街道が開削される明治時代初頭までは庄内町清川まで道路がなかったため、本合海河港からの舟運が唯一の交通手段であった。
31キロバイト (3,830 語) – 2021年10月14日 (木) 15:16
その昔、新庄市周辺では養鶏が盛んだった時期があり、鶏のモツ煮込みなどが日常的に食べられていました。

中華そばに鶏モツをのせてみたら意外と美味い!……この自然すぎる成り行きが名物「とりもつラーメン」の始まりとされています。

お店によって特徴はありますが、鶏ガラベースの醤油スープに、細くて白いストレート麺が基本です。ラーメン自体は昔ながらの中華そばで、各店に共通して入っている具はネギのみと、いたってシンプル。

その上にたっぷりと鶏モツがのっています。

人気の秘訣は、澄みきった黄金色のスープ。アッサリしているのに他店にはない独特のコクがあり、肝心の鶏モツもレバーからキンカンまでさまざまな部位が楽しめます。

因みに、スタミナラーメンとも呼ばれています。

また、夏の風物詩「冷しラーメン」も有名です。ラーメンではありませんが、さくらんぼの名産地として知られる河北町谷地が発祥の「冷たい肉そば」も根強い人気。

東北でありながら暑い土地柄が、冷たい麺文化を育んだといえるでしょう。

新庄市にはもともと、冷しらーめんが食べられるお店はほとんどありませんでしたが、近年では一心亭にて「冷たいぶっかけもつ」が年間を通して提供されています。

そばつゆベースの冷たいスープに絡みやすいよう、ほんの少し太めの麺を使用。衣をつけて揚げた鶏モツがたっぷりのっています。まさに、とりもつラーメン界の変わり種。

来客時「ラーメンでも食っていがっせ」「ラーメン取っから食べで行け」とお客様を引き留める――これは新庄市に限らず、山形県全域でお昼時に家主と来客の間で繰り広げられる光景です。
そう、ラーメンが大好きな山形県の人にとっては、お客様にラーメンをふるまうことが心からのおもてなしなのです。
 そのためラーメンの出前も非常に盛んで、各家庭や職場ごとに「ウチはここ!」というお店が必ず決まっているほど。
そんな“ラーメン出前シーン”で人気を誇るのが、新庄市役所の目の前にある「一心亭」です。
市の中心部にありメニューも豊富なため、職場からの出前の注文も少なくありません。 青ネギとわかめの青味でキリリと締まった印象です。
丁寧に下処理された鶏モツは1つ1つが小さ目にカットされているので、「あまりデカいモツはちょっと苦手」という方におすすめです。

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