ウィルス検出!『出水市・鳥インフルエンザ』

ウィルス検出!『出水市・鳥インフルエンザ』

ウィルス検出!『出水市・鳥インフルエンザ』

九州は全国有数の「養鶏王国」。

農林水産省の畜産統計(今年2月時点)によると、鹿児島県は採卵鶏の飼育数が全国3位、ブロイラーが2位で、計約3573万羽に上る。

鹿児島の養鶏場での陽性は2季連続で、県は鶏や卵の移動・搬出を制限し、車両の消毒ポイントを設けるなど防疫対策を急いだ。

県によると、出水市平和町の採卵農場では12日、複数のニワトリが死んでいるのが見つかり、遺伝子検査の結果、病原性が高いH5亜型の鳥インフルエンザウイルスが確認された。
秋田に次いで今シーズン国内2例目の農場での発生で、県は午前5時ごろから、この農場で飼育されている3万8500羽の殺処分を始めている。
この農場から10キロ圏内では、119の農場でおよそ552万羽が飼育されている。このうち半径3キロ圏内は移動制限区域となり、ニワトリや卵の出荷と移動が禁止され、3キロから10キロ圏内の農場では、区域外への搬出が禁止されている。
養鶏場での鳥インフルエンザの発生を受けて、県庁では先ほど塩田知事と国が対応を協議し、防疫措置で連携する方針を確認された。

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