【ひろゆき】地上波で大人気 2chの象徴から「お茶の間の物知り兄ちゃんへ」

【ひろゆき】地上波で大人気 2chの象徴から「お茶の間の物知り兄ちゃんへ」

【ひろゆき】地上波で大人気 2chの象徴から「お茶の間の物知り兄ちゃんへ」

最近はいつも笑顔のお兄ちゃんですね

1 Anonymous ★ :2021/11/10(水) 12:20:20.58

2ちゃんねる創設者のひろゆきさんが今人気だ。文筆家の御田寺圭さんは「地上波の有名人としてのポジションを確立している。世の中の“インテリ嫌い”の空気を味方につけたことが背景にある」という――。

「2ch管理人」から「お茶の間の物知り兄ちゃん」へ

いま「ひろゆき」が、お茶の間で急速に認知度と好感度を獲得している。

「ひろゆき」とはほかでもない、匿名掲示板「2ちゃんねる」の創設者である西村博之氏である。テレビを見ない人には信じられないかもしれないが、現在の西村氏はテレビをはじめとする主流メディアで引っ張りだこの人気タレントの仲間入りを果たしている。

知る人ぞ知る「2ch管理人」だった西村氏は、もはや「アングラ・ネットの有名人」の枠をすでに飛び越えて「地上波の有名人」としてのポジションを確立している。パンデミックのなか、芸能人の別室からのリモート出演のスタイルが定番化しているという時代の変化も彼の追い風となったのか、在住している遠く離れたフランスからインターネット中継で出演する氏のスタイルは、とくに抵抗感なくお茶の間に受け入れられたようだ。

西村氏はいま若者層を中心としてファンを急速に拡大していることは事実である。たとえば、ソニー生命によるアンケート調査「中高生が思い描く将来についての意識調査2021」では、「将来のことを相談したいと思う有名人」の3位に西村氏がランクインしている。また、「“将来、こういう大人になりたい”と思う有名人」でも10位である。

2000年代において、日本の「アングラ」文化の主要人物でありながら、いまやテレビタレントとなり、中高生の憧れの的となっている。活躍期間の「息の長さ」にも、またそのポジションの「転身」ぶりにも驚かされるばかりである。

(中略)

「ネット民」からの評判は悪くても……

読者の皆さんも、一度は「ひろゆきがまた的外れなこと言って恥を晒している」といった趣旨のネット記事やSNSのバズを見かけたことがあるのではないだろうか。もはやツイッターでは「ひろゆきの誤った知識を嘲笑するコンテンツ」は、SNSにおけるバズ獲得の定番ジャンルとなっている。

しかしながら、西村博之氏が「誤った事実認識や知識不足に基づいて放言する胡散臭い人間」と定評を得てしまっているのはせいぜいネットユーザーの世界でだけだ。お茶の間にはその評価は連続していない。すでに西村氏はお茶の間では「賢いのに偉そうにふるまわず、私たちの目線でなんでもわかりやすく教えてくれる物知りなお兄さん」として支持を集めている。

「ひろゆきの地上波進出」を支えているのは若者だけではない。中高年世代からも、西村氏のその軽妙な語り口は「わかりやすく物事をかみ砕いて説明してくれる」と感心されて高い評価を得ている。むしろ若者以上にテレビの視聴時間の長い中高年世代こそが、「ひろゆき」を新時代の論客として、それこそ橋下徹氏や池上彰氏がテレビタレントとして収まってきたポジションの「後釜」に据わることを歓迎しているのだ。

(全文はこちら)
https://president.jp/articles/-/51540

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