【結局？】バチェラー・ジャパンの「ある現状」に納得してしまうことに

　昨年8月より配信開始された人気婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』シーズン5（Amazon Prime Video／以下『バチェラー5』）。同番組でカップル成立となった5代目バチェラーの長谷川惠一と飲食店経営の大内悠里が先月31日、それぞれのSNSで破局を報告した。

　カップル成立後、早々に婚約したこの2人。昨年12月10日に行われたPRイベントに登壇した大内は、「本来は今年（2023年）の5月10日に入籍する予定でした」と『バチェラー5』配信前に入籍を予定していたと告白し、「放送前だったので、バレたら作品自体に迷惑がかかっちゃうなと思って控えた」と延期した理由を明かしていた。

　しかし、先月31日に大内と長谷川はそれぞれのインスタグラムで「お別れすることとなりました。突然のご報告となってしまい、大変申し訳ございません」と報告。

　2人はほぼ同じ文章を投稿しており、「2人でたくさん話し合い、これからは友人として仲良くしていくことになりました」「今後はそれぞれ別々の道で頑張ってまいりますので、温かく見守り、応援していただけると幸いです」などとつづられている。

　ネット上では「結婚目前だと思ってたからショック」「大好きな2人。長谷川さんも大内さんも幸せになってほしい」といった反応のほか、「これで全バチェラー破局しちゃったか」「“真実の愛”のはずなのに、全然うまくいかないじゃん」といった落胆する声も見られる。

『バチェラー・ジャパン』歴代の全カップルが破局

　実際、シーズン1と2のバチェラーは放送後に破局を報告。シーズン3のバチェラー・友永真也氏は番組参加者の岩間恵氏と結婚し、現在も仲睦まじい様子を披露しているが、番組のルール内でカップルとなった水田あゆみ氏とは「どうしても岩間恵さんのことが忘れられなくて」との理由でスピード破局している。

　加えて、シーズン4でカップル成立したバチェラー・黄皓氏とタレント・秋倉諒子は、昨年3月に結婚を発表したが、同12月に離婚協議中であることが週刊誌の報道で発覚。現時点で離婚の発表はないが、時間の問題と見られる。

　さらにいえば、男女逆転版の『バチェロレッテ・ジャパン』に関しても、シーズン1のバチェロレッテ・福田萌子は番組内でカップルが成立しなかったほか、シーズン2のバチェロレッテ・尾崎美紀も、番組でカップルとなったプロバスケットボール選手・佐藤マクファーレン優樹と昨年1月に破局したことを公表。

　この結果だけ見ると、『バチェラー・ジャパン』『バチェロレッテ・ジャパン』共に、番組コンセプトである“真実の愛”にたどり着けなかったようにも見える。

　とはいえ、Amazon Prime Videoきっての人気コンテンツとあって、番組を制作する吉本興業は現在も出演者をネット上で募集中。婚活番組としての“打率”には疑問が残るものの、それを追い求める参加者の人間模様やそれぞれの背景が毎回関心を集めるだけに、結果はどうあれ人気が衰えることはないのかもしれない。

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