生徒600人弱なのに「2棟目の体育館」完成間近…さらに市長・議会知らぬ間に追加工事

生徒600人弱なのに「2棟目の体育館」完成間近…さらに市長・議会知らぬ間に追加工事

生徒600人弱なのに「2棟目の体育館」完成間近…さらに市長・議会知らぬ間に追加工事

1 蚤の市 ★ :2023/12/18(月) 08:37:45.86

生徒600人弱なのに2棟目の体育館が完成間近 さらに市長・議会が知らぬ間に「追加工事」4500万円増

 茨城県かすみがうら市立下稲吉中学校で、まだ使える体育館があるのに二つ目の体育館が完成間近となっている。前市長時代の計画が現市長や議会に十分説明のないまま進み、追加工事で事業費が増えていたことが最近になって発覚。議会は事業内容や手続きに疑義があるとして今月、調査特別委員会を設置した。
下稲吉中学校の既存の体育館(校舎からグラウンドに向かって左側)と完成間近の新しい
◆従来の体育館は2015年に耐震補強したばかり
 市教育委員会によると、新体育館は柔剣道場を含めた延べ床面積約2900平方メートルで、旧体育館の約3倍。総事業費は16億5900万円。旧体育館は1981年12月に完成し、2015年に耐震補強工事をした。
 担当者は、新体育館が必要な理由を「12年に生徒数が約600人になってから、入学式や卒業式で体育館が手狭になっていた」と説明。ただ、生徒数はその後減り、今年4月時点で554人が在籍する。
 新設案は18年ごろ、土地取得の見込みがついたことから浮上。「旧体育館は耐震補強をしたので残した。コストより生徒の利便性を優先し、別に新設することにした」(担当者)

◆調査特別委の設置を決定
 市は前市長時代の昨年6月、建設業者と仮契約を結んだ。翌7月の市長選で宮嶋謙市長が初当選後、関連議案が市議会で可決され、同年8月に着工。同月下旬には設計書で必要とされていなかった地盤改良工事が実施され、当初の計画になかったテニスコートの整備工事が追加されるなどして事業費が4500万円増えたが、市長や議会側が知ったのは今年10~11月だった。
 市議会は今月12日、この問題で特別委設置を決めた。問題を指摘してきた設楽健夫市議(無会派)は「担当職員が独断で進めていた疑いもあり、経緯を明らかにしていく」と話している。(青木孝行)

東京新聞 2023年12月18日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/296623

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